Show Furigana
吾妻山の噴火警戒レベルを1に引き下げ 気象庁
2016-10-18 07:59:10
福島県と山形県にまたがる吾妻山について気象庁は18日、噴火の兆候が認められなくなったとして火口周辺警報を解除し、噴火警戒レベルを2から1に引き下げました。レベルが1になるのはおととし12月以来で、気象庁は、引き続き火山ガスなどに注意するよう呼びかけています。
吾妻山ではおととし12月に火山性微動が観測されるなど火山活動が活発になり、気象庁は火口周辺警報を発表して噴火警戒レベルをレベル1からレベル2の「火口周辺規制」に引き上げ、大穴火口から半径500メートルの範囲への立ち入りが規制されました。
気象庁によりますと、その後火山性微動は去年5月を最後に観測されておらず、ことし5月以降は火山性地震が少ない状態が続いているということです。また、おととし秋からの山の膨張を示す緩やかな地殻変動も、去年からは停滞や収縮の傾向が見られるほか、今月に行った現地調査でも、火口周辺の地面の温度が高い領域に変化はないということです。
このため気象庁は、吾妻山では噴火の兆候は認められなくなったとして、18日午後3時に火口周辺警報を解除し、噴火警戒レベルをレベル2からレベル1に引き下げました。そのうえで、活火山であることを踏まえ、引き続き山に入る際には火山ガスの噴出など、火山活動の推移に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、その後火山性微動は去年5月を最後に観測されておらず、ことし5月以降は火山性地震が少ない状態が続いているということです。また、おととし秋からの山の膨張を示す緩やかな地殻変動も、去年からは停滞や収縮の傾向が見られるほか、今月に行った現地調査でも、火口周辺の地面の温度が高い領域に変化はないということです。
このため気象庁は、吾妻山では噴火の兆候は認められなくなったとして、18日午後3時に火口周辺警報を解除し、噴火警戒レベルをレベル2からレベル1に引き下げました。そのうえで、活火山であることを踏まえ、引き続き山に入る際には火山ガスの噴出など、火山活動の推移に注意するよう呼びかけています。
ソース:NHK ニュース