切断せつだん遺体いたい事件じけん 逮捕たいほした姉あねの精神せいしん鑑定かんていへ 千葉ちば

先月せんげつ、千葉ちば県けん酒々井しすい町まちの住宅じゅうたくで、この家いえに住すむ２に１いち歳さいの男性だんせいが切断せつだんされた遺体いたいで見みつかった事件じけんで、検察けんさつは、逮捕たいほされた姉あねの刑事けいじ責任せきにんについて調しらべるため、専門せんもん家かによる精神せいしん鑑定かんていを行おこなうことになりました。

この事件じけんは、先月せんげつ１いち２に日にち、千葉ちば県けん酒々井しすい町まちの住宅じゅうたくで、この家いえに住すむ高齢こうれい者しゃ福祉ふくし施設しせつの職員しょくいん、竹内たけうち諒りょうさん（当時とうじ２に１いち）が切断せつだんされた遺体いたいで見みつかったもので、警察けいさつは、姉あねの竹内たけうち愛美まなみ容疑ようぎ者しゃ（２に５ご）を死体したい遺棄いきなどの疑うたがいで逮捕たいほしたあと、殺人さつじんの疑うたがいで再さい逮捕たいほし、調しらべを進すすめています。

これまでの警察けいさつの調しらべに対にたいし、愛美まなみ容疑ようぎ者しゃは「弟おとうととの間までトラブルがあり、包丁ほうちょうで刺さして殺ころしてしまった」などと供述きょうじゅつし、容疑ようぎを認みとめているということです。千葉ちば地方ちほう検察庁けんさつちょうは、動機どうきについて不可解ふかかいな点てんがあることなどから、刑事けいじ責任せきにんについて詳くわしく調しらべる必要ひつようがあるとして、精神せいしん鑑定かんていを行おこなうための鑑定かんてい留置とめおきを裁判所さいばんしょに求もとめ、認みとめられました。１いち８はち日にちからおよそ３さんか月かげつかけて専門せんもん家かによる鑑定かんていが行おこなわれるということで、千葉ちば地検ちけんは、鑑定かんていの結果けっかを踏ふまえて、竹内たけうち容疑ようぎ者しゃを起訴きそするかどうか判断はんだんすることにしています。

ソース：NHK ニュース