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視覚障害者のホーム転落防止へ鉄道各社に対策指示
2016-10-18 08:27:53

今月16日、大阪府の私鉄の駅で視覚障害のある男性がホームから転落し、電車にはねられて死亡するなど、視覚障害者の事故が相次いでいることを受け、国土交通省は18日、緊急の会議を開き、鉄道各社に対しホームドアの設置など対策を急ぐよう指示しました。
ことし8月、東京メトロ銀座線の駅のホームから視覚障害のある男性が転落して死亡した事故を受け、国土交通省は鉄道事業者と安全対策を検討しています。
こうした中、今月16日には、大阪・柏原市の近鉄大阪線の河内国分駅で視覚障害のある男性がホームから転落し、特急電車にはねられて死亡する事故が起きました。
これを受け、18日、国土交通省は鉄道事業者を集めて緊急の会議を開き、ホームドアや点字ブロックの設置など対策を急ぐよう指示しました。そのうえで、視覚障害者の団体などから、ハード面の整備だけでなく、駅員や乗客からの積極的な声かけなど、ソフト面の対策を求める意見が出されていることを説明しました。
これに対し鉄道事業者からは、ホームドアの設置には時間がかかるので、乗り降りする場所以外には固定の柵の設置を考えるべきだとか、弱視の人でもホームの端の見分けがつきやすいよう、模様をつけることが効果的ではないかなどといった意見が出されていました。
国土交通省はことし中に対策をまとめ、改めて鉄道各社に周知することにしています。
こうした中、今月16日には、大阪・柏原市の近鉄大阪線の河内国分駅で視覚障害のある男性がホームから転落し、特急電車にはねられて死亡する事故が起きました。
これを受け、18日、国土交通省は鉄道事業者を集めて緊急の会議を開き、ホームドアや点字ブロックの設置など対策を急ぐよう指示しました。そのうえで、視覚障害者の団体などから、ハード面の整備だけでなく、駅員や乗客からの積極的な声かけなど、ソフト面の対策を求める意見が出されていることを説明しました。
これに対し鉄道事業者からは、ホームドアの設置には時間がかかるので、乗り降りする場所以外には固定の柵の設置を考えるべきだとか、弱視の人でもホームの端の見分けがつきやすいよう、模様をつけることが効果的ではないかなどといった意見が出されていました。
国土交通省はことし中に対策をまとめ、改めて鉄道各社に周知することにしています。
ソース:NHK ニュース