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うその請求で療養費詐取 暴力団組長に懲役3年の実刑判決
2016-10-18 11:34:58

東京の接骨院などでうその請求をして自治体から療養費などをだましとったとして詐欺の罪に問われた住吉会系の暴力団組長に、東京地方裁判所は「組織的かつ計画的な犯行で、中心的な役割を果たした」として、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
住吉会系の暴力団組長、三戸慶太郎被告(50)は、平成25年までの2年間に東京・杉並区の接骨院や千葉県船橋市の歯科医院で施術や治療の回数を水増しするなどうその請求をして、自治体から540万円余りの療養費や診療報酬をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われました。裁判では起訴された内容を認め、検察は懲役5年を求刑していました。
18日の判決で、東京地方裁判所の林直弘裁判官は「うその請求の患者役や紹介者など、多数の者が関与した組織的かつ計画的な犯行で、被告は事件の舞台になった接骨院を経営し、報酬を分配するなど中心的な役割を果たした」として、懲役3年の実刑を言い渡しました。一連の療養費や診療報酬をめぐる詐欺事件では、三戸被告のほか、知り合いの会社役員や歯科医師なども詐欺の罪に問われ、実刑判決を言い渡されています。
18日の判決で、東京地方裁判所の林直弘裁判官は「うその請求の患者役や紹介者など、多数の者が関与した組織的かつ計画的な犯行で、被告は事件の舞台になった接骨院を経営し、報酬を分配するなど中心的な役割を果たした」として、懲役3年の実刑を言い渡しました。一連の療養費や診療報酬をめぐる詐欺事件では、三戸被告のほか、知り合いの会社役員や歯科医師なども詐欺の罪に問われ、実刑判決を言い渡されています。
ソース:NHK ニュース