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中国道で老朽化した橋の架け替え工事公開 兵庫
2016-10-18 11:21:39

4年前、中央自動車道の笹子トンネルで天井板が崩落し、9人が死亡した事故のあと、老朽化した道路設備の抜本的な改修が進められるなか、兵庫県姫路市の中国自動車道では、大がかりな橋の架け替え工事の現場が報道関係者に公開されました。
公開されたのは、兵庫県姫路市の中国自動車道に架かる安志橋の架け替え工事の現場です。この橋は完成から40年以上がたち、コンクリートがはがれて鉄筋も腐食しているため、先月から工事が進められています。
18日は、下りの65メートルの区間で、道路を支える床版と呼ばれる金属製の板の取り付けが行われ、作業員たちが、大型のクレーンを使って幅およそ11メートル、長さ2メートルの板を次々と敷いていきました。
西日本高速道路によりますと、かつて橋を作る際は、主にコンクリートを型に流し込む工法が取られていましたが、床版を工場で製造して現場で取り付ける今回の工法を採用することで、路面が安定するうえ耐久性も優れるということです。
西日本高速道路関西支社保全サービス事業部の小笹浩司部長は「コンクリートの床版が傷んで表面のアスファルトにも影響し、走りにくい状態になっていた。安心安全のためには多額の費用がかかっても大規模な修復が必要だということをご理解いただきたい」と話していました。
18日は、下りの65メートルの区間で、道路を支える床版と呼ばれる金属製の板の取り付けが行われ、作業員たちが、大型のクレーンを使って幅およそ11メートル、長さ2メートルの板を次々と敷いていきました。
西日本高速道路によりますと、かつて橋を作る際は、主にコンクリートを型に流し込む工法が取られていましたが、床版を工場で製造して現場で取り付ける今回の工法を採用することで、路面が安定するうえ耐久性も優れるということです。
西日本高速道路関西支社保全サービス事業部の小笹浩司部長は「コンクリートの床版が傷んで表面のアスファルトにも影響し、走りにくい状態になっていた。安心安全のためには多額の費用がかかっても大規模な修復が必要だということをご理解いただきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース