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電通 関西支社も長時間労働で是正勧告
2016-10-20 01:51:39

大手広告会社、電通の関西支社が、おととし社員に違法な長時間労働をさせたとして大阪労働局から是正勧告を受けていたことがわかりました。電通では去年、本社でも是正勧告を受けているほか、新入社員だった女性が過労のため自殺していて、厚生労働省は勤務の実態を詳しく調べています。
電通によりますと、大阪にある電通の関西支社は、おととし6月、労働組合との取り決めを超えた違法な長時間の残業を社員にさせていたとして、大阪労働局から是正勧告を受けたということです。
電通では去年8月、東京の本社でも是正勧告を受けたほか、その4か月後の去年12月には新入社員だった高橋まつりさん(当時24)が過労のため自殺し、労災と認定されています。
電通は、去年の是正勧告のあと、「ノー残業デー」の設定や有給休暇の取得の促進などに取り組んだとしていますが、厚生労働省は、違反が相次いでいることから先週、本社や各支社に改めて調査に入り、勤務の実態などを詳しく調べています。
電通では去年8月、東京の本社でも是正勧告を受けたほか、その4か月後の去年12月には新入社員だった高橋まつりさん(当時24)が過労のため自殺し、労災と認定されています。
電通は、去年の是正勧告のあと、「ノー残業デー」の設定や有給休暇の取得の促進などに取り組んだとしていますが、厚生労働省は、違反が相次いでいることから先週、本社や各支社に改めて調査に入り、勤務の実態などを詳しく調べています。
ソース:NHK ニュース