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逮捕の税理士 資産隠し発覚免れるためねつ造指示か
2016-10-20 20:32:06
日本税理士会連合会の常務理事を務めている税理士が、顧問をしていた会社の破産手続きを巡り、破産管財人にうその説明をしたとして逮捕された事件で、この税理士が、資産隠しの発覚を免れるため、取り引き記録のねつ造を指示していた疑いがあることが、警視庁への取材で分かりました。税理士は容疑を否認しているということです。
税理士で、日本税理士会連合会の常務理事を務めている中村一三容疑者(70)が、顧問をしていた、家電の通信販売サイト「まいど」の運営会社が、破産手続き中だった去年5月、元社長の口座からおよそ2000万円が引き出されていたことについて、破産管財人に対し、「知人からの借金返済に充てた」とうその説明をしたとして、破産法違反の疑いで、20日に警視庁に逮捕されました。
この事件を巡っては、運営会社の元社長らが会社が破産することを見越して、資産の一部を隠したとして逮捕されていますが、その後の調べで、中村税理士が、資産隠しの発覚を免れるため、元社長が知人の男性に借金を返済したかのように装うよう、取り引き記録のねつ造を指示していた疑いがあることが、警視庁への取材で分かりました。
警視庁は、中村税理士が、債権者の債権回収を妨害する目的で、会社の資産を隠す工作に関わっていた可能性があると見て調べています。
警視庁によりますと、中村税理士は容疑を否認しているということです。
この事件を巡っては、運営会社の元社長らが会社が破産することを見越して、資産の一部を隠したとして逮捕されていますが、その後の調べで、中村税理士が、資産隠しの発覚を免れるため、元社長が知人の男性に借金を返済したかのように装うよう、取り引き記録のねつ造を指示していた疑いがあることが、警視庁への取材で分かりました。
警視庁は、中村税理士が、債権者の債権回収を妨害する目的で、会社の資産を隠す工作に関わっていた可能性があると見て調べています。
警視庁によりますと、中村税理士は容疑を否認しているということです。
ソース:NHK ニュース