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静岡の干物店2人殺害事件 元従業員に死刑求刑
2016-10-21 11:32:50
4年前、静岡県伊東市で干物店の社長ら2人を殺害し現金を奪ったとして、強盗殺人の罪に問われている元従業員の男の裁判員裁判で、検察は「刃物で刺したあと2人を冷蔵庫に閉じ込め、極めて残虐な犯行だ」として死刑を求刑しました。一方、弁護側は「直接的な証拠がない」などとして改めて無罪を主張しました。
静岡県伊東市の元従業員、肥田公明被告(64)は平成24年12月、伊東市八幡野の干物店で、社長の清水高子さん(当時59)と従業員の小淵慶五郎さん(当時71)を刃物で刺すなどして殺害し、現金およそ40万円を奪ったとして強盗殺人の罪に問われています。
静岡地方裁判所沼津支部で開かれた裁判員裁判で、検察は「刃物で刺したあと2人を冷蔵庫に閉じ込めるなど極めて残虐な犯行で、不合理な弁解に終始し、更生の可能性はない」などと指摘し、死刑を求刑しました。
一方、弁護側は「被告の衣服に付着した血液はわずかで、返り血を浴びた形跡がなく、直接的な証拠もない」などと述べ、改めて無罪を主張しました。肥田被告は最後の意見陳述で、「検察が言っていることはしていない。わかってもらいたい」と述べました。21日ですべての審理が終わり、判決は来月24日に言い渡される予定です。
静岡地方裁判所沼津支部で開かれた裁判員裁判で、検察は「刃物で刺したあと2人を冷蔵庫に閉じ込めるなど極めて残虐な犯行で、不合理な弁解に終始し、更生の可能性はない」などと指摘し、死刑を求刑しました。
一方、弁護側は「被告の衣服に付着した血液はわずかで、返り血を浴びた形跡がなく、直接的な証拠もない」などと述べ、改めて無罪を主張しました。肥田被告は最後の意見陳述で、「検察が言っていることはしていない。わかってもらいたい」と述べました。21日ですべての審理が終わり、判決は来月24日に言い渡される予定です。
ソース:NHK ニュース