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中越地震教訓に被災地への支援考える会議 新潟 長岡
2016-10-22 21:22:35

68人が犠牲となった新潟県中越地震から23日で12年となります。大きな被害を受けた新潟県長岡市では22日、大規模災害の被災地への支援を考える会議が開かれました。
これは、12年前の中越地震の際、避難所の運営にあたった、NPO法人やボランティアなどで作るネットワーク「チーム中越」などが企画したもので、熊本地震の被災地の自治体の関係者も参加しました。
会議ではこれまでの活動の成果や課題について意見が交わされました。この中で、チーム中越の代表者は「中越地震のあと、はじめは各団体がそれぞれ活動していたが、行政が関わり始めたことで団体どうしが連携し、協働型のボランティアセンターの仕組みを作ることができた。これで全国の被災地へ出かける機動力も高まった」と報告しました。
また、国や県などが設ける復興基金について、地元の大学教授が「被災者のニーズは年を追うごとに変わるので、当初から使いみちをすべて決めてしまうのではなくある程度柔軟に使えるお金も必要だ」と訴えていました。自治体や大学などで作る中越防災安全推進機構の稲垣文彦さんは「12年前のことを思い起こしながら、熊本など被災地への支援を続けていきたい」と話していました。
会議ではこれまでの活動の成果や課題について意見が交わされました。この中で、チーム中越の代表者は「中越地震のあと、はじめは各団体がそれぞれ活動していたが、行政が関わり始めたことで団体どうしが連携し、協働型のボランティアセンターの仕組みを作ることができた。これで全国の被災地へ出かける機動力も高まった」と報告しました。
また、国や県などが設ける復興基金について、地元の大学教授が「被災者のニーズは年を追うごとに変わるので、当初から使いみちをすべて決めてしまうのではなくある程度柔軟に使えるお金も必要だ」と訴えていました。自治体や大学などで作る中越防災安全推進機構の稲垣文彦さんは「12年前のことを思い起こしながら、熊本など被災地への支援を続けていきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース