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拉致被害家族が訴え 確実な帰国へ政府の取り組みを
2016-10-23 09:13:41
北朝鮮に拉致された被害者の家族が集会に出席し、「北朝鮮との間では、単なる協議ではなく、被害者を取り戻すための実質的な協議を進めてほしい」と訴え、肉親の確実な帰国に結び付く政府の取り組みを求めました。
拉致問題をめぐっては、こう着状態が続いていて、先月、北朝鮮が拉致を認めた日朝首脳会談から14年が経過したほか、来月には、中学1年生だった横田めぐみさんが拉致されて39年がたちます。
23日、東京で開かれた集会に出席した拉致被害者の家族会代表で、田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さん(78)は、「北朝鮮で帰りを待つ被害者のためにも、政府は拉致問題に第一優先で取り組んでほしい。北朝鮮との間では、単なる協議ではなく、被害者を取り戻すための実質的な協議を進めていただきたい」と求めました。そして、「いかにして、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に帰す決断をさせるのか、被害者の帰国に結び付けていくのか、政府の対応を注視したい」と話しました。
横田めぐみさんの母親の早紀江さん(80)は、「この問題は置き去りにしておいてはいけない大事な問題です。なんとかして被害者を助け出してあげたい」と話し、めぐみさんら肉親の帰国に向けた世論の後押しを求めました。
23日、東京で開かれた集会に出席した拉致被害者の家族会代表で、田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さん(78)は、「北朝鮮で帰りを待つ被害者のためにも、政府は拉致問題に第一優先で取り組んでほしい。北朝鮮との間では、単なる協議ではなく、被害者を取り戻すための実質的な協議を進めていただきたい」と求めました。そして、「いかにして、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に帰す決断をさせるのか、被害者の帰国に結び付けていくのか、政府の対応を注視したい」と話しました。
横田めぐみさんの母親の早紀江さん(80)は、「この問題は置き去りにしておいてはいけない大事な問題です。なんとかして被害者を助け出してあげたい」と話し、めぐみさんら肉親の帰国に向けた世論の後押しを求めました。
ソース:NHK ニュース