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新潟県中越地震から12年 山古志地区で追悼式典
2016-10-23 12:15:08

68人が亡くなった新潟県中越地震から12年となった23日、大きな被害を受けた新潟県長岡市の山古志地区では追悼の式典が行われ、参加者全員が地震の発生時間に合わせて黙とうをささげました。
平成16年10月23日に発生した中越地震では68人が亡くなり、新潟県内で12万棟余りの住宅が被害を受けました。このうち、5人が亡くなった旧山古志村、現在の長岡市山古志地区は、大規模な土砂災害によって道路が寸断され、2100人ほどの村民全員が2年近くにわたって村の外への避難を余儀なくされました。
地震から12年となった23日、山古志地区では式典が開かれ、全国からの支援に感謝を示そうと、およそ4000本のろうそくがともされました。そして、地震発生の午後5時56分に復興のシンボルとして設けられた「希望の鐘」が地元の子どもたちによって鳴らされると、参加者全員が1分間黙とうし、亡くなった人たちを悼みました。
参加した女性は「犠牲になった方々を追悼しようと参加しました。去年生まれた子にも地区で起きたことをしっかりと伝えていきたい」と話していました。また、別の男性は、地震で大きな被害を受けた鳥取県に向けて、「ひと事ではないというのが実感だ。今は大変だと思うが、必ず元に戻ることができるので頑張ってほしい」と話していました。
地震から12年となった23日、山古志地区では式典が開かれ、全国からの支援に感謝を示そうと、およそ4000本のろうそくがともされました。そして、地震発生の午後5時56分に復興のシンボルとして設けられた「希望の鐘」が地元の子どもたちによって鳴らされると、参加者全員が1分間黙とうし、亡くなった人たちを悼みました。
参加した女性は「犠牲になった方々を追悼しようと参加しました。去年生まれた子にも地区で起きたことをしっかりと伝えていきたい」と話していました。また、別の男性は、地震で大きな被害を受けた鳥取県に向けて、「ひと事ではないというのが実感だ。今は大変だと思うが、必ず元に戻ることができるので頑張ってほしい」と話していました。
ソース:NHK ニュース