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大規模水害に備え住民が個別に避難行動計画 茨城 常総
2016-10-24 03:27:14

去年9月の関東・東北豪雨で大きな被害が出た茨城県常総市は、再び大規模な水害が起きた時に備えて、住民一人一人にあらかじめ避難のタイミングなどを決めた行動計画を作ってもらう取り組みを始めることになりました。
常総市は、大規模な水害に備えて、いつ住民に避難を呼びかけるかなど、あらかじめ時間帯ごとに対応を決めておくタイムラインという行動計画を策定していますが、このほど、この行動計画に基づいて、住民一人一人にも個別に行動計画を作ってもらう取り組みを始めることになりました。
行動計画作りは、はじめに、住民に自宅がある地域の地形の特徴や、過去に起きた水害などを学んでもらいます。そして、家族にお年寄りや小さな子どもがいるなど、それぞれの事情も考慮したうえで、河川の水位などの情報をいつごろからどうやって把握するかや、避難準備情報や避難指示の発令などを実際の避難にどのように生かすかなどを考えて計画を作ってもらうということです。
常総市は、まず、去年の水害で大きな被害を受けた市内の2つの地区をモデル地区として行動計画を作ってもらうことにしていて、順次、この取り組みを市内全域に広げていくことにしています。
住民一人一人がタイムラインを作ることについて、常総市安全安心課の斎藤健司課長は「この取り組みを通して住民一人一人が水害時にどのような行動をとったらよいのか考えてもらいたい。市としてもできるだけ多くの人に作成してもらえるよう対応していきたい」と話していました。
行動計画作りは、はじめに、住民に自宅がある地域の地形の特徴や、過去に起きた水害などを学んでもらいます。そして、家族にお年寄りや小さな子どもがいるなど、それぞれの事情も考慮したうえで、河川の水位などの情報をいつごろからどうやって把握するかや、避難準備情報や避難指示の発令などを実際の避難にどのように生かすかなどを考えて計画を作ってもらうということです。
常総市は、まず、去年の水害で大きな被害を受けた市内の2つの地区をモデル地区として行動計画を作ってもらうことにしていて、順次、この取り組みを市内全域に広げていくことにしています。
住民一人一人がタイムラインを作ることについて、常総市安全安心課の斎藤健司課長は「この取り組みを通して住民一人一人が水害時にどのような行動をとったらよいのか考えてもらいたい。市としてもできるだけ多くの人に作成してもらえるよう対応していきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース