Show Furigana
震度6弱の鳥取 この秋一番の冷え込み 体調管理に注意
2016-10-25 03:23:15

今月21日に最大震度6弱の激しい揺れを観測した鳥取県中部では、25日も体に感じる地震が続き、これまでの合計で230回を超えました。鳥取県倉吉市では、朝の気温がこの秋一番の冷え込みになり、各自治体は避難生活が続く中で、疲れがたまっている人もいるため、体調管理に注意するよう呼びかけています。
今月21日に鳥取県中部で発生したマグニチュード6.6の地震では、倉吉市と湯梨浜町、それに北栄町で震度6弱の激しい揺れを観測しました。その後も鳥取県中部を中心に体に感じる地震が続き、25日に入ってから観測した震度1以上の揺れは、これまでに7回で、今月21日からの合計では231回となっています。
震源に近い倉吉市では、25日朝はこの秋一番の冷え込みになったものの、日中の最高気温は23度まで上がると予想され、寒暖の差が激しく、夕方からは雨も降る見込みです。各自治体は避難生活が続く中で疲れがたまってきている人もいるため、体調管理に注意するよう呼びかけています。
また、気象庁は、最初の地震が発生した今月21日から1週間程度は、最大で震度6弱程度の地震が起きるおそれがあるとして、十分注意するよう呼びかけています。
震源に近い倉吉市では、25日朝はこの秋一番の冷え込みになったものの、日中の最高気温は23度まで上がると予想され、寒暖の差が激しく、夕方からは雨も降る見込みです。各自治体は避難生活が続く中で疲れがたまってきている人もいるため、体調管理に注意するよう呼びかけています。
また、気象庁は、最初の地震が発生した今月21日から1週間程度は、最大で震度6弱程度の地震が起きるおそれがあるとして、十分注意するよう呼びかけています。
すべての学校で授業再開
今月21日の地震で最大震度6弱の揺れを観測した鳥取県では、学校の校舎の壁がはがれるなどの被害を受けたことから、8つの学校が24日臨時休校しましたが、安全が確認できたとして、25日から県内のすべての学校で通常どおり授業を再開しました。
このうち、倉吉市の県立倉吉農業高校では、今月21日の地震で体育館や校舎の壁がはがれ落ち、図書室では大量の本が棚から落下しました。生徒たちは全員、グラウンドに避難してけがなどはありませんでしたが、高校は授業を打ち切って生徒を帰宅させました。高校では、24日を臨時休校にして教職員などが校内の片づけなどを行い、安全が確認ができたとして25日から通常どおり授業を再開しました。
臨時の全校集会で田中正士校長は「余震に対して行動できるよう準備してほしい」と話していました。教室に戻った生徒たちは、再会したクラスメートと地震当時のことを振り返ったり、自宅の状況などを話したりしたあと、今、困っていることなどを尋ねるアンケートに回答していました。
3年生の女子生徒は「みんなに会えてうれしいです。地震のあと音に敏感になりました。地震が起きたらすぐに逃げられるようにしたい」と話していました。
鳥取県内では、これですべての学校で25日から通常どおり授業を再開しました。
このうち、倉吉市の県立倉吉農業高校では、今月21日の地震で体育館や校舎の壁がはがれ落ち、図書室では大量の本が棚から落下しました。生徒たちは全員、グラウンドに避難してけがなどはありませんでしたが、高校は授業を打ち切って生徒を帰宅させました。高校では、24日を臨時休校にして教職員などが校内の片づけなどを行い、安全が確認ができたとして25日から通常どおり授業を再開しました。
臨時の全校集会で田中正士校長は「余震に対して行動できるよう準備してほしい」と話していました。教室に戻った生徒たちは、再会したクラスメートと地震当時のことを振り返ったり、自宅の状況などを話したりしたあと、今、困っていることなどを尋ねるアンケートに回答していました。
3年生の女子生徒は「みんなに会えてうれしいです。地震のあと音に敏感になりました。地震が起きたらすぐに逃げられるようにしたい」と話していました。
鳥取県内では、これですべての学校で25日から通常どおり授業を再開しました。
ソース:NHK ニュース