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噴火で拡大の西之島 海図作成の調査始まる
2016-10-27 06:35:19

およそ2年間にわたる活発な噴火活動で小笠原諸島の西之島の面積が12倍に拡大したことを受けて、海上保安庁は、船が航行するのに必要な海図を更新するための調査を現地で始めました。
小笠原諸島の父島の西およそ130キロにある西之島では、3年前の平成25年11月からおよそ2年間にわたって活発な噴火活動が続き、流れ出した溶岩などによって島の面積がおよそ12倍に拡大しました。
これを受けて、海上保安庁は今回の噴火後にいったん白紙となっていた西之島の海図を更新するための調査を現地で始めました。海図には、海岸線の地形や周辺の水深、それに、航路標識など、船が航行するのに必要な水路の状況が記載されますが、一連の噴火で、当初の陸地はほとんどが溶岩に埋まって島の形が大きく変わりました。
このため、海上保安庁は、上陸地点を3か所設けて海岸の状況を確認するほか、船や航空機の装置を使って周辺の水深や海底の地形などを調べることにしています。また、西之島では、陸地の拡大に伴って日本の領海も東京・大田区の面積よりやや広いおよそ70平方キロメートル増える見通しで、海上保安庁は今回の調査結果をもとに確定させることにしています。調査は来月10日まで行われます。
これを受けて、海上保安庁は今回の噴火後にいったん白紙となっていた西之島の海図を更新するための調査を現地で始めました。海図には、海岸線の地形や周辺の水深、それに、航路標識など、船が航行するのに必要な水路の状況が記載されますが、一連の噴火で、当初の陸地はほとんどが溶岩に埋まって島の形が大きく変わりました。
このため、海上保安庁は、上陸地点を3か所設けて海岸の状況を確認するほか、船や航空機の装置を使って周辺の水深や海底の地形などを調べることにしています。また、西之島では、陸地の拡大に伴って日本の領海も東京・大田区の面積よりやや広いおよそ70平方キロメートル増える見通しで、海上保安庁は今回の調査結果をもとに確定させることにしています。調査は来月10日まで行われます。
ソース:NHK ニュース