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宮内庁長官 天皇陛下が訃報聞かれた経緯説明
2016-10-27 08:45:17
宮内庁の山本長官は、27日行われた定例の記者会見で、天皇陛下が、おじの三笠宮さまの訃報を聞かれた際の経緯などについて説明しました。
それによりますと、天皇陛下は、朝食を終えて皇后さまと新聞を読んでいた時、三笠宮さまの容体が急変し、危篤になられたという連絡を受けられました。そして、両陛下が、すぐに病院に向かえるかどうか検討されているうちに、三笠宮さまが亡くなられたという知らせが届いたということです。
両陛下は「家族での別れの時間もあるだろう」と考え、病院を訪ねることは控えてご遺体が三笠宮さまのお住まいの宮邸に戻ったあと、弔問に向かうことを決められました。
これを受けて、両陛下は夕方予定されていたフィリピンのドゥテルテ大統領との会見を取りやめられました。
山本長官は、「三笠宮さまには、ぜひ101歳の誕生日を迎えて頂きたいと思っていました。戦前から戦後長きにわたって、さまざまな皇室の活動やオリエント学の研究活動などにいそしみ、大きな業績をあげられた殿下でした」と述べました。
両陛下は「家族での別れの時間もあるだろう」と考え、病院を訪ねることは控えてご遺体が三笠宮さまのお住まいの宮邸に戻ったあと、弔問に向かうことを決められました。
これを受けて、両陛下は夕方予定されていたフィリピンのドゥテルテ大統領との会見を取りやめられました。
山本長官は、「三笠宮さまには、ぜひ101歳の誕生日を迎えて頂きたいと思っていました。戦前から戦後長きにわたって、さまざまな皇室の活動やオリエント学の研究活動などにいそしみ、大きな業績をあげられた殿下でした」と述べました。
ソース:NHK ニュース