Show Furigana
北海道砂川 家族5人死傷事故 2人に懲役23年求刑
2016-10-28 08:34:59

去年6月、北海道砂川市で家族5人が乗った車と衝突するなどして、4人を死亡1人に大けがをさせたとして、危険運転致死傷などの罪に問われている男2人の裁判で、検察は「猛スピードで競い合って運転し赤信号をあえて無視したのは明らかだ」として、それぞれに懲役23年を求刑しました。
北海道上砂川町の谷越隆司被告(28)と古味竜一被告(28)は去年6月、砂川市で、それぞれ車を猛スピードで運転したうえ赤信号を無視して交差点に入り、歌志内市の会社員、永桶弘一さん(44)の家族5人が乗った車と衝突するなどして、4人が死亡、1人に大けがをさせたとして、危険運転致死傷などの罪に問われています。
審理は裁判員裁判で行われ、28日の裁判で検察は「2人は時速140キロ前後で競い合って運転し、赤信号をあえて無視しており、危険運転行為の共謀に当たる。過去に例のない極めて悪質な事件だ」として、それぞれに懲役23年を求刑しました。
一方、2人の弁護士は「赤信号は無視したのではなく見落としたもので、危険運転行為には当たらない」と訴え、谷越被告の罪は過失運転などにとどまるとし、古味被告については無罪を主張しました。
判決は来月10日に言い渡されます。
審理は裁判員裁判で行われ、28日の裁判で検察は「2人は時速140キロ前後で競い合って運転し、赤信号をあえて無視しており、危険運転行為の共謀に当たる。過去に例のない極めて悪質な事件だ」として、それぞれに懲役23年を求刑しました。
一方、2人の弁護士は「赤信号は無視したのではなく見落としたもので、危険運転行為には当たらない」と訴え、谷越被告の罪は過失運転などにとどまるとし、古味被告については無罪を主張しました。
判決は来月10日に言い渡されます。
ソース:NHK ニュース