三笠みかさ宮みやさまの葬儀そうぎに伴ともなう一連いちれんの行事ぎょうじ始はじまる

２に７なな日にちに亡なくなられた三笠みかさ宮みやさまの葬儀そうぎに伴ともなう一連いちれんの行事ぎょうじが２に８はち日にちから始はじまり、天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかや皇族こうぞく方かたが三笠みかさ宮みやさまにお別わかれをされました。

三笠みかさ宮みやさまは、２に７なな日にちに体調たいちょうが急変きゅうへんし、心不全しんふぜんのため入院にゅういん先さきの病院びょういんで亡なくなられました。１いち０ぜろ０ぜろ歳さいでした。

両りょう陛下へいかは、午後ごご３さん時半じはんに、東京とうきょう・元もと赤坂あかさかの赤坂あかさか御ご用地ようちにある三笠みかさ宮邸きゅうていに到着とうちゃくされました。そして、宮邸きゅうてい内ないに安置あんちされている三笠みかさ宮みやさまのご遺体いたいにお別わかれをされたということです。

続つづいて、葬儀そうぎの喪主もしゅを務つとめられる妃ひの百合子ゆりこさまなど皇族こうぞく方かたや親族しんぞくが参列さんれつして、一般いっぱんの納棺のうかんにあたる「御舟入おふないり」と呼よばれる行事ぎょうじが行おこなわれました。

このあと、お別わかれの行事ぎょうじの１ひとつ「拝はい訣」が行おこなわれ、皇太子こうたいしさまなど皇族こうぞく方かたがひつぎに収おさめられたご遺体いたいに拝礼はいれいされたということです。

百合子ゆりこさまは、三笠みかさ宮みやさまのご遺体いたいのそばに座すわり、参列さんれつ者しゃがお別わかれをする様子ようすを静しずかに見守みまもられていたということです。

三笠みかさ宮みやさまの葬儀そうぎに伴ともなう一連いちれんの行事ぎょうじのうち、一般いっぱんの葬儀そうぎにあたる「斂葬そうの儀ぎ」は、来月らいげつ４よん日にちに、東京とうきょう・文京ぶんきょう区くの豊島としま岡おか墓地ぼちで行おこなわれ、一般いっぱんの人ひとたちの拝礼はいれいも受け付うけつけられます。両りょう陛下へいかは、皇室こうしつの古ふるくからの慣例かんれいにしたがって「斂葬そうの儀ぎ」には参列さんれつせず、来月らいげつ２に日にちと３さん日にちにも三笠みかさ宮邸きゅうていを訪おとずれて、三笠みかさ宮みやさまと最後さいごのお別わかれをされるということです。

一方いっぽう、三笠みかさ宮邸きゅうていの前まえには、２に８はち日にちから一般いっぱんの人ひとたちを対象たいしょうにした記帳きちょう所しょが設もうけられ、午後ごご６ろく時じまでに９きゅう４よん０ぜろ人にん余あまりの人ひとたちが弔問ちょうもんの記帳きちょうに訪おとずれました。

ソース：NHK ニュース