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豊洲市場問題 一連の責任は当時の幹部8人
2016-10-31 21:22:31

豊洲市場をめぐる問題で、東京都は内部調査をやり直した結果、盛り土を行わない方針は平成23年8月の部課長級の会議で実質的に決定されたとして、一連の問題の責任は、会議を開いた当時の部長のほか、その後、方針を最終的に決定した当時の市場長など幹部8人にあるとする報告書をまとめ、1日公表することにしています。
豊洲市場をめぐる問題では、東京都が9月に盛り土を行わない方針をいつ誰が決定したか特定できなかったとする内部調査の結果を公表しましたが、その後、報告書の一部に誤りがあったことなどから、小池知事が調査のやり直しを指示し、新たな報告書が1日公表されます。
報告書では、前回は特定できなかった盛り土を行わない方針をいつ誰が決めたかについて、平成23年8月の部課長級の会議で実質的に決定されたと結論づける見通しで、より踏み込んだ形となっています。
これに加え、その1か月後の平成23年9月、先の会議の結果を受け、当時の市場長が建物の設計を業者に発注することを承認したことで、盛り土を行わない方針が最終的に決定されたと位置づけました。
このため、報告書では一連の問題の責任は、平成23年8月の会議を開いた当時の部長をはじめ、翌9月に設計の発注を承認した当時の市場長で現在の副知事の中西充氏とナンバー2の管理部長など合わせて8人の幹部にあるとしています。東京都は今後、報告書をもとに退職した職員も含めて処分を検討することにしています。
報告書では、前回は特定できなかった盛り土を行わない方針をいつ誰が決めたかについて、平成23年8月の部課長級の会議で実質的に決定されたと結論づける見通しで、より踏み込んだ形となっています。
これに加え、その1か月後の平成23年9月、先の会議の結果を受け、当時の市場長が建物の設計を業者に発注することを承認したことで、盛り土を行わない方針が最終的に決定されたと位置づけました。
このため、報告書では一連の問題の責任は、平成23年8月の会議を開いた当時の部長をはじめ、翌9月に設計の発注を承認した当時の市場長で現在の副知事の中西充氏とナンバー2の管理部長など合わせて8人の幹部にあるとしています。東京都は今後、報告書をもとに退職した職員も含めて処分を検討することにしています。
ソース:NHK ニュース