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東京五輪に向け 交通機関のバリアフリー化を議論
2016-10-31 11:29:32

4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、鉄道やバスなどの施設でバリアフリー化をどのように進めるかを話し合う国の委員会が開かれ、国際的な基準を満たすために、今より通路の幅を広げる必要があるなどの意見が出されました。委員会では今年度中をめどに、新たな基準などをまとめることにしています。
この委員会は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、公共交通機関の施設のバリアフリー化をどう進めるか話し合おうと開かれ、31日の初会合には、交通機関や障害者団体の代表などおよそ50人が参加しました。
公共交通機関の施設のバリアフリー化は、10年前に現在の基準が設けられ、通路の幅やエレベーターの広さなどを一定以上にするよう義務づけられていますが、国内の基準よりも国際的な基準のほうが厳しい点があるなどの課題が指摘されています。
出席した障害者団体の代表などからは、現在の鉄道の通路の幅は140センチと、国際パラリンピック委員会の基準よりも狭く、車いすが回転できるぎりぎりの広さしかなく、改善が必要だという意見や、行き先の案内表示板を知的障害がある人や増加する外国人にもわかりやすくすべきだなどの意見が出されました。
委員会では今後議論を重ね、今年度中に新たな基準や望ましい整備内容を示した、ガイドラインの概要をまとめることにしています。
公共交通機関の施設のバリアフリー化は、10年前に現在の基準が設けられ、通路の幅やエレベーターの広さなどを一定以上にするよう義務づけられていますが、国内の基準よりも国際的な基準のほうが厳しい点があるなどの課題が指摘されています。
出席した障害者団体の代表などからは、現在の鉄道の通路の幅は140センチと、国際パラリンピック委員会の基準よりも狭く、車いすが回転できるぎりぎりの広さしかなく、改善が必要だという意見や、行き先の案内表示板を知的障害がある人や増加する外国人にもわかりやすくすべきだなどの意見が出されました。
委員会では今後議論を重ね、今年度中に新たな基準や望ましい整備内容を示した、ガイドラインの概要をまとめることにしています。
ソース:NHK ニュース