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犯罪被害者支援の必要性を遺族が訴え
2016-11-02 07:09:41

今月25日から始まる「犯罪被害者週間」を前に、犯罪に巻き込まれた人や遺族に対する理解を広げるための催しが都内で開かれ、遺族がさらなる支援の必要性を訴えました。
この催しは犯罪被害者の支援団体が新宿駅西口のイベントコーナーで開いたもので、2日は事件や事故の遺族が経験を語りました。
このうち、後藤リウさん(73)は、平成17年に東京・府中市にある信用金庫の支店の駐車場で、この支店に勤務していた当時39歳の長男を殺害され、事件が解決しないまま、10年余りがたちました。
後藤さんは「息子を守れなかったという自責の念にかられたり、事件で自分の人生も終わったと感じたりして、心身ともにバランスを崩しました」と当時の苦しみを振り返りました。そして、「その後、支援団体に出会ったことで、前向きになろうと思えるようなりました」と述べ、犯罪被害者や遺族へのさらなる支援の必要性を訴えました。
参加した20歳の女子大学生は「犯罪被害についてこれまではひと事にしか思えませんでしたが、被害者が何を必要としているのか、自分には何ができるのかを考えていきたいです」と話していました。この催しは3日も開かれます。
このうち、後藤リウさん(73)は、平成17年に東京・府中市にある信用金庫の支店の駐車場で、この支店に勤務していた当時39歳の長男を殺害され、事件が解決しないまま、10年余りがたちました。
後藤さんは「息子を守れなかったという自責の念にかられたり、事件で自分の人生も終わったと感じたりして、心身ともにバランスを崩しました」と当時の苦しみを振り返りました。そして、「その後、支援団体に出会ったことで、前向きになろうと思えるようなりました」と述べ、犯罪被害者や遺族へのさらなる支援の必要性を訴えました。
参加した20歳の女子大学生は「犯罪被害についてこれまではひと事にしか思えませんでしたが、被害者が何を必要としているのか、自分には何ができるのかを考えていきたいです」と話していました。この催しは3日も開かれます。
ソース:NHK ニュース