憲法けんぽう公布こうふ７なな０ぜろ年ねん 障害しょうがい者しゃらが理念りねんを訴うったえる 東京とうきょう

３さん日にちで公布こうふから７なな０ぜろ年ねんとなる憲法けんぽうについて、障害しょうがいがある人ひとたちが今後こんごも大切たいせつにしたい憲法けんぽうの理念りねんなどを訴うったえる集会しゅうかいが都内とないで開ひらかれました。

この集会しゅうかいは、国会こっかいの衆参しゅうさん両院りょういんで憲法けんぽう審査しんさ会かいが今月こんげつから再開さいかいされる見通みとおしとなるなど、国会こっかいでの憲法けんぽう論議ろんぎが行おこなわれるのに合あわせ、障害しょうがい者しゃの立たち場じょうから今後こんごも大切たいせつにしたい憲法けんぽうの理念りねんなどを訴うったえようと、日本にっぽん障害しょうがい者しゃ協議きょうぎ会かいが開ひらき、およそ３さん０ぜろ０ぜろ人にんが集あつまりました。

この中なかで、全盲ぜんもうの内田うちだ邦子くにこさんは「すべて国民こくみんは個人こじんとして尊重そんちょうされる」とうたった１いち３さん条じょうを挙あげながら、「障害しょうがい者しゃは戦前せんぜん、『国くにのために働はたらけない』と差別さべつされていたが、この条文じょうぶんで私わたしたちも平等びょうどうだと定さだめられた。これからも目めが見みえなくても安全あんぜんに暮くらせる社会しゃかいを求もとめていきたい」と述のべました。

また、原因げんいん不明ふめいの強つよい疲労ひろう感かんに襲おそわれる筋すじ痛つう性せい脳のう脊髄せきずい炎えんで寝ねたきりの篠原しのはら三恵子みえこさんは「私わたしたちの病気びょうきは難病なんびょうに指定していされておらず、支援しえんが限かぎられているうえ、周まわりから『怠なまけている』と誤解ごかいされてしまう。憲法けんぽう９きゅう７なな条じょうにある基本きほん的てき人権じんけんの理念りねんを国民こくみん全体ぜんたいで守まもっていってほしい」と訴うったえました。

ソース：NHK ニュース