Show Furigana
サハリンで発見 旧日本兵と見られる遺骨 現地で火葬
2016-11-03 15:13:03
ロシア極東のサハリン、元の樺太でことし発見され、日本に引き渡された旧日本軍の兵士と見られる7人の遺骨が現地で3日、火葬されました。
7人の遺骨は第2次世界大戦の終戦直前、旧日本軍と旧ソビエト軍の激しい戦闘があったサハリン南部、元の樺太で、ことしの春から夏にかけて見つかったもので、今月1日、日本の厚生労働省の担当者に引き渡されました。
当時の国境に近い町、サハリン中部のスミルヌイフでは火葬のための仮設の祭壇が設けられ、日本政府の関係者や遺骨の収集にあたった地元の市民グループが参加して式典が行われました。
この中で、現地の日本総領事館の平野隆一総領事は「この地で命を落とした方々に哀悼の意を表します。日本とロシアの平和で協力的な新しい時代を発展させるため、決意を新たにしています」と述べました。
そして、祭壇に花が手向けられたあと、7人の遺骨が置かれた木製のやぐらに火が着けられました。灰となった遺骨は1人分ずつ、用意された袋に入れられ、6日、日本に戻ることになっています。
厚生労働省では7人の遺骨のうち、比較的状態のよい4人の遺骨の一部について、DNAを採取するため、火葬せずに日本に持ち帰ることにしていて、身元の特定につなげたいとしています。
当時の国境に近い町、サハリン中部のスミルヌイフでは火葬のための仮設の祭壇が設けられ、日本政府の関係者や遺骨の収集にあたった地元の市民グループが参加して式典が行われました。
この中で、現地の日本総領事館の平野隆一総領事は「この地で命を落とした方々に哀悼の意を表します。日本とロシアの平和で協力的な新しい時代を発展させるため、決意を新たにしています」と述べました。
そして、祭壇に花が手向けられたあと、7人の遺骨が置かれた木製のやぐらに火が着けられました。灰となった遺骨は1人分ずつ、用意された袋に入れられ、6日、日本に戻ることになっています。
厚生労働省では7人の遺骨のうち、比較的状態のよい4人の遺骨の一部について、DNAを採取するため、火葬せずに日本に持ち帰ることにしていて、身元の特定につなげたいとしています。
ソース:NHK ニュース