高知県こうちけんの海うみで「宝石ほうせきサンゴ」を増ふやす研究けんきゅうを行おこなう

「宝石ほうせきサンゴ」は、指輪ゆびわなどの材料ざいりょうになるサンゴで人気にんきがあります。しかし、海うみから取とりすぎたり密漁みつりょうがあったりしたため、サンゴが減へる心配しんぱいがあります。

このため、高知県こうちけんにある「黒潮生物研究所くろしおせいぶつけんきゅうしょ」は、宝石ほうせきサンゴを増ふやす技術ぎじゅつを研究けんきゅうしています。漁りょうをする人ひとにも協力きょうりょくしてもらって、アカサンゴというサンゴの枝えだのような部分ぶぶんを切きって、コンクリートに移植いしょくしました。そして、深ふかさ１００ｍぐらいの海うみの底そこに置おきました。

半年はんとしぐらいあとには、餌えさを取とるための組織そしきが増ふえたりしていました。

研究所けんきゅうしょの人ひとは、この研究けんきゅうで海うみの宝石ほうせきサンゴが減へらないようにすることができるかもしれないと考かんがえています。

ソース：NHK ニュース