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竜巻注意情報 予測の精度改善 来月から地域絞って発表へ
2016-11-04 21:41:12

気象庁は、竜巻などの突風が発生するおそれがある場合に発表する竜巻注意情報について、予測の精度を改善したうえで、来月15日から、これまでより地域を絞って発表することになりました。
竜巻注意情報は竜巻などの突風が発生するおそれがある場合に気象庁が発表する情報ですが、発表の対象地域が主に府県単位と広いうえ、情報が発表されずに竜巻が発生して被害が出る事例が相次ぎ、気象庁が改善を進めていました。
新たな運用では、国土交通省の気象レーダーを活用することで、観測体制をこれまでの20基から59基に強化するとともに、風速の変化などから竜巻の発生を予測する新たな手法を取り入れ、予測精度の向上を図るということです。
気象庁が過去の事例で検証したところ、竜巻が発生する前に情報を発表できる割合は、およそ40%からおよそ70%に改善され、急激に発達する積乱雲のもとで竜巻が発生したような事例では、これまでより20分から30分ほど情報を早く発表できるという結果になったということです。
また、情報を発表する地域は全国を141に分けた地域ごとに細分化され、例えば、関東の「栃木県」や「茨城県」では、「北部」と「南部」に分けて発表されます。
気象庁は「予測の精度が改善され、地域も絞り込まれるので、周辺の地域に情報が出た場合には、これまで以上に注意してほしい」と話しています。
新たな運用は、来月15日の正午から始まります。
新たな運用では、国土交通省の気象レーダーを活用することで、観測体制をこれまでの20基から59基に強化するとともに、風速の変化などから竜巻の発生を予測する新たな手法を取り入れ、予測精度の向上を図るということです。
気象庁が過去の事例で検証したところ、竜巻が発生する前に情報を発表できる割合は、およそ40%からおよそ70%に改善され、急激に発達する積乱雲のもとで竜巻が発生したような事例では、これまでより20分から30分ほど情報を早く発表できるという結果になったということです。
また、情報を発表する地域は全国を141に分けた地域ごとに細分化され、例えば、関東の「栃木県」や「茨城県」では、「北部」と「南部」に分けて発表されます。
気象庁は「予測の精度が改善され、地域も絞り込まれるので、周辺の地域に情報が出た場合には、これまで以上に注意してほしい」と話しています。
新たな運用は、来月15日の正午から始まります。
ソース:NHK ニュース