電通でんつう社員しゃいんの自殺じさつ受うけ「真夜中まよなかの労働ろうどうホットライン」

大手おおて広告こうこく会社かいしゃ、電通でんつうの新入しんにゅう社員しゃいんだった女性じょせいが過労かろうのため自殺じさつした問題もんだいを受うけて、夜よる遅おそい時間じかんまで働はたらいている人ひとなどのための電話でんわ相談そうだん「真夜中まよなかの労働ろうどうホットライン」が開ひらかれています。

この電話でんわ相談そうだんは、ブラック企業きぎょう問題もんだいに取り組とりくむ弁護士べんごしのグループが４よん日にち午後ごご９きゅう時じから東京とうきょうと大阪おおさかで開ひらいています。
東京とうきょうでは千代田ちよだ区くの法律ほうりつ事務所じむしょで１いち０ぜろ人にんの弁護士べんごしが相談そうだんに応おうじ、早速さっそく、長時間ちょうじかん労働ろうどうに悩なやむ人ひとから電話でんわがかかっていました。
５ご０ぜろ代だいの会社かいしゃ員いんの妻つまからは「夫おっとが午前ごぜん４よん時じまで働はたらかされ、シャワーだけ浴あびてすぐ出勤しゅっきんしている」という相談そうだんが寄よせられ、弁護士べんごしは、タイムカードなどの勤務きんむ記録きろくを残のこすようアドバイスしていました。
また、流通りゅうつう業ぎょうでパート従業じゅうぎょう員いんとして働はたらいているという４よん０ぜろ代だいの女性じょせいは「職場しょくばでタイムカードを押おしてからも仕事しごとをさせられる」というサービス残業ざんぎょうについての相談そうだんをしていました。
佐々木ささき亮あきら弁護士べんごしは「若わかい人ひとを中心ちゅうしんに、長時間ちょうじかん労働ろうどうが原因げんいんでうつ病うつびょうになる人ひとも多おおい。夜中やちゅうまで働はたらいていてふだんは相談そうだんする余裕よゆうがない人ひともぜひ電話でんわしてきてほしい」と話はなしていました。
電話でんわ相談そうだんは５ご日にち午前ごぜん２に時じまで受け付うけつけています。
電話でんわ番号ばんごうは、東京とうきょうが０ぜろ３さん－３さん５ご０ぜろ３さん－３さん３さん７なな０ぜろ、大阪おおさかが０ぜろ６ろく－６ろく３さん６ろく４よんー９きゅう０ぜろ０ぜろ７ななです。

ソース：NHK ニュース