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ドローンで津波からの避難を呼びかける実験
2016-11-05 09:11:43
「世界津波の日」の5日、東日本大震災の被災地の仙台市で小型の無人機=ドローンを使って津波からの避難を呼びかける実証実験が行われました。
仙台市と大手通信会社が行った実証実験には、拡声機とカメラを取り付けたドローンが用意されました。
実験は、震災の津波で大きな被害を受けた仙台市若林区の海岸で行われ、ドローンが上空30メートルでサイレンの音を鳴らしたり、津波からの避難を呼びかける音声を流したりして、どの程度聞こえるかを確認しました。
東日本大震災では、避難を呼びかけていた広報車が津波に流されたり、安全のため早めに現場から避難しなければならなかったりしたため、ドローンの技術の活用が課題の1つとなっています。
また、5日は、ドローンで撮影した現場の映像を市の災害情報センターなどに送って確認する実験も行われました。
今回の実験ではドローンを近くで操縦しましたが、今後、津波が近づいている状況でも使えるよう、海岸から離れた場所で操縦できる技術を開発し、実用化させたいとしています。
仙台市危機管理室の吉川勝元参事は「市民の安心・安全のために早く実用化したい」と話していました。
実験は、震災の津波で大きな被害を受けた仙台市若林区の海岸で行われ、ドローンが上空30メートルでサイレンの音を鳴らしたり、津波からの避難を呼びかける音声を流したりして、どの程度聞こえるかを確認しました。
東日本大震災では、避難を呼びかけていた広報車が津波に流されたり、安全のため早めに現場から避難しなければならなかったりしたため、ドローンの技術の活用が課題の1つとなっています。
また、5日は、ドローンで撮影した現場の映像を市の災害情報センターなどに送って確認する実験も行われました。
今回の実験ではドローンを近くで操縦しましたが、今後、津波が近づいている状況でも使えるよう、海岸から離れた場所で操縦できる技術を開発し、実用化させたいとしています。
仙台市危機管理室の吉川勝元参事は「市民の安心・安全のために早く実用化したい」と話していました。
ソース:NHK ニュース