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世界津波の日 インド洋大津波の被災地タイで慰霊祭
2016-11-05 13:21:21

国連で去年、制定された「世界津波の日」の5日、12年前のインド洋大津波の被災地となったタイ南部の観光地では、犠牲になった日本人の慰霊祭が行われ、遺族や地元の人たちが津波の経験を語り継いでいくことの大切さを確認していました。
2004年のインド洋大津波では、死者・行方不明者が22万人を超え、このうちタイでは旅行などで訪れていた日本人28人が死亡し、1人が行方不明になっています。
5日は、津波で大きな被害を受けたタイ南部の観光地、プーケットの浜辺で慰霊祭が行われ、津波で亡くなった日本人の遺族や地元の人たちなど、およそ100人が集まりました。
この慰霊祭は、これまでインド洋大津波が起きた12月26日に毎年、行われてきましたが、去年、「世界津波の日」が新たに制定されたことを受けて、今後はこの日に合わせて犠牲者を追悼し、津波の経験を語り継ぐことの大切さを確認していくことになりました。
慰霊祭では、僧侶が慰霊碑の前で読経したあと、出席者が1人ずつ花を手向けて犠牲者を悼んでいました。
休暇でプーケットを訪れていた当時39歳の息子とその妻子を津波で亡くした福岡県の寺坂義正さんは「まさかあんなことになるとは思ってもいませんでした。自然災害はいつ身に降りかかってくるかわからないので、皆、ひと事と思わず、身を守ってほしいと思います」と話していました。
5日は、津波で大きな被害を受けたタイ南部の観光地、プーケットの浜辺で慰霊祭が行われ、津波で亡くなった日本人の遺族や地元の人たちなど、およそ100人が集まりました。
この慰霊祭は、これまでインド洋大津波が起きた12月26日に毎年、行われてきましたが、去年、「世界津波の日」が新たに制定されたことを受けて、今後はこの日に合わせて犠牲者を追悼し、津波の経験を語り継ぐことの大切さを確認していくことになりました。
慰霊祭では、僧侶が慰霊碑の前で読経したあと、出席者が1人ずつ花を手向けて犠牲者を悼んでいました。
休暇でプーケットを訪れていた当時39歳の息子とその妻子を津波で亡くした福岡県の寺坂義正さんは「まさかあんなことになるとは思ってもいませんでした。自然災害はいつ身に降りかかってくるかわからないので、皆、ひと事と思わず、身を守ってほしいと思います」と話していました。
ソース:NHK ニュース