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拉致被害者 田口八重子さん長男 北朝鮮に決断求める
2016-11-06 06:32:36

1歳の時に母親を北朝鮮に拉致された田口八重子さんの長男が集会に出席し、拉致被害者の一刻も早い帰国と、北朝鮮の決断を求めました。
東京都が主催して開いた6日の集会で、拉致被害者の家族会代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは「政府には、被害者が今も苦しみながら帰国を待っている実態を理解していただき、拉致問題に最優先で取り組んでもらいたい」と求めました。そして、北朝鮮が被害者らの再調査を約束したおととしの日朝間の合意に触れ、「被害者は北朝鮮当局に管理されており調査の必要は無いはずで、私たちは調査結果の報告書ではなく肉親の帰国しか考えていない」と訴えました。
八重子さんの長男で母親が拉致されたとき、1歳だった飯塚耕一郎さんは「母親と話した記憶、触れた記憶が無いまま、38年という長い月日が流れています。被害者も日本で待つ家族も高齢化しているので、北朝鮮のトップは早く拉致被害者を帰す決断をしてほしい」と求めました。
集会では最後に、民間団体が運営する北朝鮮に向けたラジオの短波放送の収録も行われ、飯塚繁雄さんは「『兄(あん)ちゃん早く助けて、日本に帰してよ』という妹の声が聞こえます。みんなで喜び合える日が来るまで絶対に諦めずに待っていてください」と呼びかけました。
八重子さんの長男で母親が拉致されたとき、1歳だった飯塚耕一郎さんは「母親と話した記憶、触れた記憶が無いまま、38年という長い月日が流れています。被害者も日本で待つ家族も高齢化しているので、北朝鮮のトップは早く拉致被害者を帰す決断をしてほしい」と求めました。
集会では最後に、民間団体が運営する北朝鮮に向けたラジオの短波放送の収録も行われ、飯塚繁雄さんは「『兄(あん)ちゃん早く助けて、日本に帰してよ』という妹の声が聞こえます。みんなで喜び合える日が来るまで絶対に諦めずに待っていてください」と呼びかけました。
ソース:NHK ニュース