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青森中2女子自殺 専門家の審議会「いじめ極めて濃厚」
2016-11-06 20:46:06
ことし8月、青森市でいじめを苦に自殺したと見られる中学2年生の葛西りまさんについて、市の教育委員会が設けた専門家でつくる審議会は、葛西さんが学校でいじめに遭っていた可能性が「極めて濃厚だ」とする見解を6日、明らかにしました。
青森市の中学2年生の葛西りまさん(13)はことし8月、列車にはねられ死亡しましたが、携帯電話にいじめの被害を訴えるメモが残されていたことから、いじめを苦に自殺したと見られています。市の教育委員会が設けた医師や弁護士などでつくる審議会は、同じ中学校の生徒などに聞き取り調査を行って、いじめの有無などを調べています。
3回目の会合が開かれた6日、審議会は、葛西さんが学校などで「きもい」、「死ね」などという言葉を日常的に言われていたことが、これまでの調査で確認されたとしたうえで、葛西さんがいじめに遭っていた可能性が「極めて濃厚だ」とする見解を明らかにしました。審議会では、さらに詳しいいきさつや自殺との因果関係などを引き続き調査することにしています。
審議会の会長を務める青森大学の櫛引素夫教授は「聞き取り調査の結果、粗暴で乱暴な言葉のやり取りが常態化していたことが確認できた。月内にもう1度、会合を開き、より踏み込んだ検討を行いたい」と述べました。葛西さんの遺族は「いじめをなくすきっかけにしてほしい」として、先月、葛西さんの名前と写真を公表していました。
3回目の会合が開かれた6日、審議会は、葛西さんが学校などで「きもい」、「死ね」などという言葉を日常的に言われていたことが、これまでの調査で確認されたとしたうえで、葛西さんがいじめに遭っていた可能性が「極めて濃厚だ」とする見解を明らかにしました。審議会では、さらに詳しいいきさつや自殺との因果関係などを引き続き調査することにしています。
審議会の会長を務める青森大学の櫛引素夫教授は「聞き取り調査の結果、粗暴で乱暴な言葉のやり取りが常態化していたことが確認できた。月内にもう1度、会合を開き、より踏み込んだ検討を行いたい」と述べました。葛西さんの遺族は「いじめをなくすきっかけにしてほしい」として、先月、葛西さんの名前と写真を公表していました。
ソース:NHK ニュース