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三重 鈴鹿市「野菜高騰で給食中止」の方針を撤回
2016-11-07 03:08:30

野菜の価格高騰を理由に三重県鈴鹿市の教育委員会が来月と再来月の2日間、小学校などの給食を中止するとしたことについて、鈴鹿市は7日、「批判が多い」などとして中止の方針を撤回することを明らかにしました。
野菜の価格が高騰していることを受けて、鈴鹿市教育委員会は、予算内で食材を確保するのが難しいとして、来月と来年1月の合わせて2日間、市立の30の小学校と13の幼稚園すべてで給食を中止するとしていました。
これについて、鈴鹿市の末松則子市長は7日の記者会見で、「教育委員会が相談もなく決めたことで、批判も多い」などとして、中止の方針を撤回し、給食の提供を続ける考えを示しました。
末松市長は「教育委員会には再検討を指示し回数を減らすことがないようにする。早い段階で相談があれば対応を検討できた。混乱を招いたことを深くおわびする」と述べました。この一方で、食材をどう確保するかについては、「学校給食は保護者からの給食費で提供することが法律で定められていて、公費は投入できず、保護者に追加で負担を求めるのも難しい。食材を調達する方法の見直しなども検討したい」と述べ、今月中旬までに対応策を示すとしています。
これについて、鈴鹿市の末松則子市長は7日の記者会見で、「教育委員会が相談もなく決めたことで、批判も多い」などとして、中止の方針を撤回し、給食の提供を続ける考えを示しました。
末松市長は「教育委員会には再検討を指示し回数を減らすことがないようにする。早い段階で相談があれば対応を検討できた。混乱を招いたことを深くおわびする」と述べました。この一方で、食材をどう確保するかについては、「学校給食は保護者からの給食費で提供することが法律で定められていて、公費は投入できず、保護者に追加で負担を求めるのも難しい。食材を調達する方法の見直しなども検討したい」と述べ、今月中旬までに対応策を示すとしています。
ソース:NHK ニュース