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地下の工事現場 地下水流入による陥没防止が大きな課題に
2016-11-08 09:49:01

鉄道や地下街など都市部を中心に地下空間の利用が進む中で、工事の現場では地下水の流入による陥没をいかに防ぐかが大きな課題になっています。
新横浜駅では、東海道新幹線とJR横浜線、それに横浜市営地下鉄の3つの駅のほかに、6年後の開業を目指して「相鉄・東急直通線」の駅を地下4階の位置に建設する工事が3年前から進められています。
工事現場には長さ330メートル、幅30メートルにわたって地下35メートルの深さまで、「止水壁」と呼ばれる地下水対策の壁が現場を取り囲むように埋め込まれています。壁は鉄の板とコンクリートで作られていて厚さが85センチあり、地下の現場に地下水が流れ込むのを防いでいるということです。
工事を行っている横浜市交通局では8日の福岡市の陥没事故を受けて水が漏れている場所がないか緊急に調べましたが、特に問題はなかったということです。横浜市交通局の小室敏祐工事事務所長は、「福岡の陥没と街の混乱を知り、対策の重要性を改めて認識しました。地下工事は水との闘いです。少しでも地下水が漏れると土も流れ込んで大きな陥没につながります。万全を期して工事を進めたい」と話していました。
工事現場には長さ330メートル、幅30メートルにわたって地下35メートルの深さまで、「止水壁」と呼ばれる地下水対策の壁が現場を取り囲むように埋め込まれています。壁は鉄の板とコンクリートで作られていて厚さが85センチあり、地下の現場に地下水が流れ込むのを防いでいるということです。
工事を行っている横浜市交通局では8日の福岡市の陥没事故を受けて水が漏れている場所がないか緊急に調べましたが、特に問題はなかったということです。横浜市交通局の小室敏祐工事事務所長は、「福岡の陥没と街の混乱を知り、対策の重要性を改めて認識しました。地下工事は水との闘いです。少しでも地下水が漏れると土も流れ込んで大きな陥没につながります。万全を期して工事を進めたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース