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国土交通省 今夜にも立ち入り調査
2016-11-08 10:27:42

福岡市で道路が大規模に陥没した事故で、陥没した箇所は地下鉄の工事でトンネルの内部をコンクリートやボルトで補強する工法をとると申請されていたことから、国土交通省は8日夜にも市に立ち入り検査を行い、補強が適切に行われていたかなどを調べることにしています。
今回の陥没事故をめぐってNHKは福岡市が地下鉄の建設工事の認可を得るために平成24年12月に国土交通省に提出した「工事施工認可申請書」を独自に入手しました。
それによりますと陥没した箇所はドリルなどで掘削した穴を補強する「ナトム工法」という工法がとられていたことがわかりました。ナトム工法について申請書では主に岩盤部で施工し、掘削後すみやかにコンクリートを吹きつけたり特殊なボルトを打ち込んだりして補強し、地盤の変形を抑制するとしています。
また、工事中に発生した排水はトンネル内からポンプで地上に揚げて下水道や河川に放流するとしています。
断面図では陥没した箇所は、新たに建設される博多駅から天神方向に195メートルの間、設けられているナトム工法の区間の一部で、地表からの深さはおよそ18メートルで、トンネルと地面との間に高さ1メートル90センチ、幅2メートル40センチの下水管が通っています。
国土交通省は8日夜にも福岡市交通局に立ち入り検査を行い、トンネル内部の補強や排水が適切に行われていたかなど、工事の詳しい施工状況を調べることにしています。
それによりますと陥没した箇所はドリルなどで掘削した穴を補強する「ナトム工法」という工法がとられていたことがわかりました。ナトム工法について申請書では主に岩盤部で施工し、掘削後すみやかにコンクリートを吹きつけたり特殊なボルトを打ち込んだりして補強し、地盤の変形を抑制するとしています。
また、工事中に発生した排水はトンネル内からポンプで地上に揚げて下水道や河川に放流するとしています。
断面図では陥没した箇所は、新たに建設される博多駅から天神方向に195メートルの間、設けられているナトム工法の区間の一部で、地表からの深さはおよそ18メートルで、トンネルと地面との間に高さ1メートル90センチ、幅2メートル40センチの下水管が通っています。
国土交通省は8日夜にも福岡市交通局に立ち入り検査を行い、トンネル内部の補強や排水が適切に行われていたかなど、工事の詳しい施工状況を調べることにしています。
ソース:NHK ニュース