Show Furigana
炎は数秒で展示物全体に広がる 男児死亡の火災
2016-11-08 19:36:30

東京・新宿区の明治神宮外苑のイベント会場で展示物が焼け、5歳の男の子が死亡した火災で、炎は火が出てから数秒で展示物全体に燃え広がっていたことが、警視庁への取材でわかりました。警視庁は、展示物に使われていた木くずによって、延焼の速度が速まったと見て、今後、当時の状況を再現した実験を行い、詳しい燃え広がり方を調べることにしています。
今月6日、現代アート作品の展示会が開かれていた東京・新宿区の明治神宮外苑のイベント会場で、日本工業大学工学部の学生らが制作した、ジャングルジムのような木製の展示物が焼け、中で遊んでいた港区の幼稚園児、佐伯健仁くん(5)が死亡、助けようとした父親など2人がやけどをしました。
警視庁のこれまでの調べで、当時、作業用の白熱電球を展示物の中で点灯していて、この熱が原因で展示物の木くずから火が出たと見られていますが、目撃者の証言などから、炎は火が出てから数秒で展示物全体に燃え広がっていたことが、警視庁への取材でわかりました。
また、焼け方が最も激しかった展示物の中央付近に、木くずが多く飾りつけられていたということです。
警視庁は、木くずによって延焼の速度が速まったと見て、今後、当時の状況を再現した実験を行い、詳しい燃え広がり方を調べることにしています。
警視庁のこれまでの調べで、当時、作業用の白熱電球を展示物の中で点灯していて、この熱が原因で展示物の木くずから火が出たと見られていますが、目撃者の証言などから、炎は火が出てから数秒で展示物全体に燃え広がっていたことが、警視庁への取材でわかりました。
また、焼け方が最も激しかった展示物の中央付近に、木くずが多く飾りつけられていたということです。
警視庁は、木くずによって延焼の速度が速まったと見て、今後、当時の状況を再現した実験を行い、詳しい燃え広がり方を調べることにしています。
ソース:NHK ニュース