経団連けいだんれんでコンピューターが不審ふしんな通信つうしん 情報じょうほう流出りゅうしゅつの可能かのう性せい

経団連けいだんれんは、職員しょくいんが使つかうコンピューターと海外かいがいのサーバーの間まで不審ふしんな通信つうしんが行おこなわれていたことがわかり、会議かいぎの議事ぎじ録ろくなどの内部ないぶ情報じょうほうが外部がいぶに流出りゅうしゅつした可能かのう性せいがあるとして調査ちょうさを始はじめたと発表はっぴょうしました。

発表はっぴょうによりますと、経団連けいだんれんの事務じむ局きょくの職員しょくいんが使つかっている１いち２に台だいのコンピューターが外部がいぶと不審ふしんな通信つうしんを行おこなっていることを、今月こんげつ４よん日にち、経団連けいだんれんから委託いたくを受うけているシステム管理かんり会社かいしゃが確認かくにんしました。

不審ふしんな通信つうしんは、通常つうじょう、職員しょくいんがいない深夜しんやの時間じかん帯たいに大量たいりょうに行おこなわれ、海外かいがいの７ななか所かしょのサーバーにアクセスしていたということです。

パソコンは職員しょくいんが共用きょうようして使つかっているものも含ふくまれ、会員かいいん企業きぎょうの名簿めいぼや政策せいさく提言ていげんに関にかんする情報じょうほうのほか、会議かいぎの議事ぎじ録ろくなどの内部ないぶ情報じょうほうが流出りゅうしゅつした可能かのう性せいもあるということです。

経団連けいだんれんは専門せんもん機関きかんによる緊急きんきゅう対策たいさくチームを設もうけて、職員しょくいんが不正ふせいな通信つうしんに関かかわっていないか調しらべるとともに、ウイルス感染かんせんなどのサイバー攻撃こうげきを受うけた可能かのう性せいもあるとして調査ちょうさを進すすめることにしています。

ソース：NHK ニュース