介護かいごの日ひ 介護かいごの悩なやみに応おうじる無料むりょう電話でんわ相談そうだん

介護かいごに関にかんする悩なやみに応おうじる無料むりょうの電話でんわ相談そうだんが行おこなわれ、全国ぜんこくからさまざまな相談そうだんが寄よせられています。

この電話でんわ相談そうだんは、１１月じゅういちがつ１いち１いち日にちの「介護かいごの日ひ」に合あわせて、認知にんち症しょうの人ひとやその家族かぞくを支援しえんする団体だんたいなどが無料むりょうで行おこなっています。
東京とうきょう・文京ぶんきょう区くの会場かいじょうでは午前ごぜん中ちゅうから次々つぎつぎと電話でんわがかかり、ケアマネージャーや介護かいご福祉ふくし士しなどが応おうじています。
このうち、父親ちちおやが認知にんち症しょうだという６ろく０ぜろ代だいの女性じょせいからは「暴言ぼうげんやはいかいで、家族かぞくが疲つかれ切きっている」という相談そうだんが寄よせられ、相談そうだん員いんが負担ふたんを減へらすための介護かいごサービスを紹介しょうかいしていました。

また、母親ははおやと離はなれて暮くらす５ご０ぜろ代だいの女性じょせいからは、「介護かいごが必要ひつような状態じょうたいになってきているので不安ふあんだ」という相談そうだんが寄よせられていました。
この団体だんたいによりますと、去年きょねん４月しがつに特別とくべつ養護ようご老人ろうじんホームへの入居にゅうきょが原則げんそく、要よう介護かいご３さん以上いじょうの高齢こうれい者しゃに限かぎられたことで、家族かぞくからは「希望きぼうしても入居にゅうきょできない」とか「介護かいごの負担ふたんが重おもく、仕事しごとと両立りょうりつできない」といった声こえが寄よせられているということです。
主催しゅさいした中央ちゅうおう社会しゃかい保障ほしょう推進すいしん協議きょうぎ会かいの前沢まえさわ淑子としこ事務じむ局きょく次長じちょうは、「周まわりに相談そうだんすることで、解決かいけつの方法ほうほうが見みえたり気持きもちが軽かるくなったりすると思おもうので、一いち人にんで抱え込かかえこまずに相談そうだんしてほしい」と話はなしています。
この電話でんわ相談そうだんは、１いち１いち日にち午後ごご６ろく時じまで、電話でんわ番号ばんごう０ぜろ１いち２に０ぜろ－３さん８はち０ぜろ－１いち１いち０ぜろで受け付うけつけています。

ソース：NHK ニュース