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北アルプス 冬山シーズン前に登山届提出呼びかけ
2016-11-12 03:11:20

冬山シーズンを前に、岐阜県高山市の北アルプスの登山口で、警察などが登山者に登山届を必ず提出するよう求めました。警察は、気象条件や自分の体力に合った登山計画を立てるよう呼びかけています。
12日は、午前6時前から高山市の奥飛騨温泉郷の北アルプスの登山口近くで、警察の山岳警備隊や地元の救助隊などが入山する登山者たちに登山届を提出するよう呼びかけました。
岐阜県によりますと、北アルプスの岐阜県側では、去年1年間に42件の山岳遭難があり、このうちおよそ3割は登山届が提出されていませんでした。
このため岐阜県は、登山者に目的の山やルートなどを記した登山届の提出を義務化し、来月1日からは提出しなかったり内容を偽ったりした場合、5万円の罰金を科すことにしました。
今後、冬山シーズンが本格化することから、警察や県は登山届の提出とともに、気象条件や自分の体力に合った安全な登山計画を立てるよう呼びかけています。
岐阜県山岳遭難対策係の桂川義彦係長は「登山届は事前の備えを確認するためにも有効なので、登山者への呼びかけを徹底したい」と話していました。
岐阜県によりますと、北アルプスの岐阜県側では、去年1年間に42件の山岳遭難があり、このうちおよそ3割は登山届が提出されていませんでした。
このため岐阜県は、登山者に目的の山やルートなどを記した登山届の提出を義務化し、来月1日からは提出しなかったり内容を偽ったりした場合、5万円の罰金を科すことにしました。
今後、冬山シーズンが本格化することから、警察や県は登山届の提出とともに、気象条件や自分の体力に合った安全な登山計画を立てるよう呼びかけています。
岐阜県山岳遭難対策係の桂川義彦係長は「登山届は事前の備えを確認するためにも有効なので、登山者への呼びかけを徹底したい」と話していました。
去年の山岳遭難 過去最多
警察庁のまとめによりますと、去年1年間に全国の山で遭難した人は初めて3000人を超え、過去最多となっています。
中高年を中心に登山ブームが続く中、遭難した人の年齢は60代が26%と最も多く、70代が20%、50代が13%、40代が12%と、40歳以上が全体の7割を超えています。
去年11月には群馬県の小沢岳で70代の夫婦が遭難し、夫が死亡、妻が行方不明となるなど、死者と行方不明者は全国で合わせて335人に上っています。
また、ことしも夏のシーズンとなる7月と8月の2か月間に起きた遭難事故は660件となり、統計が残っている昭和43年以降、最も多くなっています。
今後は冬山シーズンが本格化することから、警察は気象条件や自分の体力に合った安全な登山計画を立てるよう呼びかけています。
中高年を中心に登山ブームが続く中、遭難した人の年齢は60代が26%と最も多く、70代が20%、50代が13%、40代が12%と、40歳以上が全体の7割を超えています。
去年11月には群馬県の小沢岳で70代の夫婦が遭難し、夫が死亡、妻が行方不明となるなど、死者と行方不明者は全国で合わせて335人に上っています。
また、ことしも夏のシーズンとなる7月と8月の2か月間に起きた遭難事故は660件となり、統計が残っている昭和43年以降、最も多くなっています。
今後は冬山シーズンが本格化することから、警察は気象条件や自分の体力に合った安全な登山計画を立てるよう呼びかけています。
ソース:NHK ニュース