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泊原発防災訓練 副大臣の到着遅延時の対応を検討へ
2016-11-13 10:50:41
北海道にある泊原子力発電所の事故を想定して行われた防災訓練で、内閣府の伊藤副大臣の現地の対策拠点への到着が、天候の影響で遅れたことを受けて、内閣府の平井政策統括官は「大がかりな避難を実施する際、副大臣が到着できないときどうするのか、問題となると思う」と述べ、今後対応を検討する考えを示しました。
13日の訓練で、原子力防災担当の内閣府の伊藤副大臣は、泊原発から10キロほど離れた共和町にある対策拠点オフサイトセンターに、札幌市の丘珠空港からヘリコプターで向かう予定でしたが、天候不順のためバスで移動し、予定より1時間半ほど遅れて到着しました。
去年愛媛県で行われた訓練でも、オフサイトセンターでの指揮を担当する副大臣の移動が、悪天候のため、急きょヘリコプターからバスに変更され、1時間ほど遅れています。
13日の訓練後に行われた記者会見で、内閣府の平井政策統括官は、今回の遅れは想定の範囲内だったとしたうえで、冬はさらに厳しい気象条件が考えられるのではないかという質問に対しては「大がかりな避難を実施する際、指揮を執る人がいないことは問題だと思う。万が一副大臣が現場に到着できないとき、どうするのか、訓練での1つの問題となると思う」と述べ、来年の初めごろに行う予定の、暴風雪が重なったことを想定した訓練などを通して、対応を検討する考えを示しました。
去年愛媛県で行われた訓練でも、オフサイトセンターでの指揮を担当する副大臣の移動が、悪天候のため、急きょヘリコプターからバスに変更され、1時間ほど遅れています。
13日の訓練後に行われた記者会見で、内閣府の平井政策統括官は、今回の遅れは想定の範囲内だったとしたうえで、冬はさらに厳しい気象条件が考えられるのではないかという質問に対しては「大がかりな避難を実施する際、指揮を執る人がいないことは問題だと思う。万が一副大臣が現場に到着できないとき、どうするのか、訓練での1つの問題となると思う」と述べ、来年の初めごろに行う予定の、暴風雪が重なったことを想定した訓練などを通して、対応を検討する考えを示しました。
ソース:NHK ニュース