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北朝鮮高官が米元当局者と接触へ 新政権の政策探る狙いか
2016-11-15 06:31:35

北朝鮮外務省の高官が15日ピョンヤンを出発し、スイスでアメリカの元政府当局者などと非公式に接触する見通しで、来年1月にトランプ次期政権が発足するのを前に、アメリカの対北朝鮮政策の展望を探る狙いがあるとみられます。
北朝鮮外務省アメリカ局のチェ・ソニ局長は15日、ピョンヤンを出発して中国・北京の空港に到着しました。チェ局長は、記者から、このあとの行き先を問われたのに対し、「会議に出席する」と述べるにとどめました。
一方で、アメリカの大統領選挙の結果については、「政策がどうであるかが基本だ」と述べ、トランプ次期大統領のもとでの対北朝鮮政策を注視する姿勢を示しました。外交筋によりますと、チェ局長は、このあと、スイスのジュネーブでアメリカの元政府当局者などと民間レベルで非公式に接触する見通しだということです。
米朝関係をめぐっては、アメリカのオバマ政権が、北朝鮮が非核化に向けた具体的な措置をとらないかぎり、直接対話をしない方針を貫いているのに対し、北朝鮮は非核化を前提とした交渉には応じない姿勢を示していて、両国の政府間の対話は4年半以上、途絶えたままです。こうした中、北朝鮮としては、トランプ次期政権の対北朝鮮政策の展望を探るととともに、核・ミサイル開発を進める姿勢に変わりがないことを示す狙いがあるとみられます。
一方で、アメリカの大統領選挙の結果については、「政策がどうであるかが基本だ」と述べ、トランプ次期大統領のもとでの対北朝鮮政策を注視する姿勢を示しました。外交筋によりますと、チェ局長は、このあと、スイスのジュネーブでアメリカの元政府当局者などと民間レベルで非公式に接触する見通しだということです。
米朝関係をめぐっては、アメリカのオバマ政権が、北朝鮮が非核化に向けた具体的な措置をとらないかぎり、直接対話をしない方針を貫いているのに対し、北朝鮮は非核化を前提とした交渉には応じない姿勢を示していて、両国の政府間の対話は4年半以上、途絶えたままです。こうした中、北朝鮮としては、トランプ次期政権の対北朝鮮政策の展望を探るととともに、核・ミサイル開発を進める姿勢に変わりがないことを示す狙いがあるとみられます。
ソース:NHK ニュース