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「東ロボくん」 ロボットが字を書いて試験を受ける
2016-11-15 16:20:00

国立情報学研究所などのグループは、東京大学の入学試験に合格することを目標に、「東ロボくん」というコンピューターを研究していました。
2011年から研究が始まった「東ロボくん」に、今年初めて2本のロボットの腕ができました。14日、歴史の問題に「東ロボくん」がボールペンで字を書いて答えるところを見せました。「東ロボくん」はカメラで紙の場所を見ながら、人と同じぐらいの速さで漢字やひらがなを書いていました。
「東ロボくん」は毎年、大学の入学試験の練習の試験を受けています。今年の試験では、知識の問題はよくできましたが、長い文章を読んで答える問題はあまりできませんでした。この成績では東京大学に合格することはできません。
グループの人は、今の技術ではこれ以上いい点をとることはできないので、目標を変えて研究を続けたいと話しています。
ソース:NHK ニュース