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豊洲市場めぐり意見交換 補償など対策求める声相次ぐ
2016-11-15 09:22:42

豊洲市場をめぐる問題を検討する東京都のプロジェクトチームが15日、築地市場で働く業者などと意見交換し、業者からは豊洲市場の建物の使い勝手や移転の延期に伴う補償などについて、早急な対策を求める声が相次ぎました。
豊洲市場をめぐる問題を検討する、都の「市場問題プロジェクトチーム」は15日、築地市場を訪れ、市場業者など、およそ50人と意見交換しました。
この中で、業者からは豊洲市場の建物の構造や使い勝手などについて、「『ターレ』と呼ばれる運搬車が通る通路が狭く、ぶつかったり荷物が落ちたりする可能性がある」などと、改善を求める意見が出されました。
また、15日の会合では豊洲市場が開場したあとの光熱水費などの運営コストが、1日当たり2100万円かかり、築地市場のおよそ5倍に上ることなどが示され、これに対し、業者からは「費用が増えると急に言われても、われわれ零細の業者には払うことが難しい」など、移転後の経営が成り立つのか不安だという声が聞かれました。
さらに豊洲への移転に向けた新たな設備投資のほか、移転延期に伴い、今の築地での施設の修理費用もかさんでいるとして、適切な補償を求めるとともに、移転時期を早く決めてほしいという意見も出されました。
プロジェクトチームでは15日に出された意見などを踏まえて、今月末に開かれる会議で豊洲市場の建物の使い勝手などについて議論することにしています。
プロジェクトチームの座長の東京都の小島敏郎顧問は「こちらが把握していなかった情報が示されるなど、新しい検討材料を頂いたので、今後の検討に反映させていきたい」と話していました。
この中で、業者からは豊洲市場の建物の構造や使い勝手などについて、「『ターレ』と呼ばれる運搬車が通る通路が狭く、ぶつかったり荷物が落ちたりする可能性がある」などと、改善を求める意見が出されました。
また、15日の会合では豊洲市場が開場したあとの光熱水費などの運営コストが、1日当たり2100万円かかり、築地市場のおよそ5倍に上ることなどが示され、これに対し、業者からは「費用が増えると急に言われても、われわれ零細の業者には払うことが難しい」など、移転後の経営が成り立つのか不安だという声が聞かれました。
さらに豊洲への移転に向けた新たな設備投資のほか、移転延期に伴い、今の築地での施設の修理費用もかさんでいるとして、適切な補償を求めるとともに、移転時期を早く決めてほしいという意見も出されました。
プロジェクトチームでは15日に出された意見などを踏まえて、今月末に開かれる会議で豊洲市場の建物の使い勝手などについて議論することにしています。
プロジェクトチームの座長の東京都の小島敏郎顧問は「こちらが把握していなかった情報が示されるなど、新しい検討材料を頂いたので、今後の検討に反映させていきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース