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横田めぐみさん拉致から39年 拉致問題相が現場視察
2016-11-15 11:14:24

加藤拉致問題担当大臣は、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから39年になる15日、拉致されたと見られる新潟市内の現場を視察し、1日も早い拉致被害者の帰国に向けて、家族の思いを共有しながら全力で取り組んでいく考えを重ねて示しました。
横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから39年になる15日、加藤拉致問題担当大臣は新潟市中央区を訪れ、当時中学1年生だった、めぐみさんが下校途中に連れ去られたと見られる通学路を視察し、新潟県の米山知事や、新潟県警察本部の山岸本部長などから当時の状況などについて説明を受けました。
視察のあと、加藤大臣は記者団に対し、「39年前、中学1年生のめぐみさんが将来の希望を持ちながら、帰宅途中で突然拉致されたことに対し、ご家族が心配され、捜されたんだということを改めて感じた」と述べました。
そのうえで、加藤大臣は「ご家族も高齢になり、体調面からも従前どおりというわけにはいかなくなっている方もいる。もはや一刻の猶予もならないという切迫感や切実な思いを共有しながら、1日も早いすべての拉致被害者の方々の帰国に向けて全力で取り組んでいく」と述べました。
視察のあと、加藤大臣は記者団に対し、「39年前、中学1年生のめぐみさんが将来の希望を持ちながら、帰宅途中で突然拉致されたことに対し、ご家族が心配され、捜されたんだということを改めて感じた」と述べました。
そのうえで、加藤大臣は「ご家族も高齢になり、体調面からも従前どおりというわけにはいかなくなっている方もいる。もはや一刻の猶予もならないという切迫感や切実な思いを共有しながら、1日も早いすべての拉致被害者の方々の帰国に向けて全力で取り組んでいく」と述べました。
国際社会とスクラム組み取り組む必要
加藤拉致問題担当大臣は新潟市で開かれた集会であいさつし、「北朝鮮は核開発、さらには幾度となく弾道ミサイルを発射するなど挑発行為を繰り返している。今、日本は国連における新たな決議や、日本独自の制裁の内容を検討している。拉致問題を解決していくためには、国際社会とスクラムを組んで取り組んでいく必要がある」と述べました。
そのうえで、加藤大臣は「『行動対行動』、『対話と圧力』の原則の下、国際社会の圧力をてこにしながら、対話を通じ、すべての拉致被害者の1日も早い帰国に向けた道筋を取り戻していく決意だ」と述べました。
さらに、加藤大臣は国際社会との連携を図るため、アメリカのトランプ次期大統領にも、拉致問題に対する理解と協力を求めていくとともに、来月の北朝鮮による人権侵害を考える強化週間に合わせて、東京都内で国際シンポジウムを開催する考えを示しました。
そのうえで、加藤大臣は「『行動対行動』、『対話と圧力』の原則の下、国際社会の圧力をてこにしながら、対話を通じ、すべての拉致被害者の1日も早い帰国に向けた道筋を取り戻していく決意だ」と述べました。
さらに、加藤大臣は国際社会との連携を図るため、アメリカのトランプ次期大統領にも、拉致問題に対する理解と協力を求めていくとともに、来月の北朝鮮による人権侵害を考える強化週間に合わせて、東京都内で国際シンポジウムを開催する考えを示しました。
ソース:NHK ニュース