相模原さがみはら事件じけん 国くにが法ほう整備せいびで再発さいはつ防止ぼうしの枠組わくぐみを

相模原さがみはら市しの知的ちてき障害しょうがい者しゃ施設しせつで起おきた殺傷さっしょう事件じけんを受うけて、措置そち入院にゅういんの在り方ありかたなどを検証けんしょうしていた厚生こうせい労働ろうどう省しょうが、措置そち入院にゅういんを解除かいじょする前まえから患者かんじゃの中なか長期ちょうき的てきな支援しえん計画けいかくを自治体じちたいが作成さくせいすることなどの再発さいはつ防止ぼうし策さくの案あんを示しめしたことについて、相模原さがみはら市しの加山かやま俊夫としお市長しちょうは再発さいはつ防止ぼうしを自治体じちたいに委ゆだねるのではなく、国くにが法ほう整備せいびを行おこなうなど具体ぐたい的てきな枠組わくぐみを示しめすべきだという考かんがえを示しめしました。

事件じけんを受うけて、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは医師いしの診断しんだんで強制きょうせい的てきに入院にゅういんさせる「措置そち入院にゅういん」の在り方ありかたなどの検証けんしょうを進すすめ、１いち４よん日にち、措置そち入院にゅういんを解除かいじょする前まえの段階だんかいで、自治体じちたいが社会しゃかい復帰ふっきに向むけた中なか長期ちょうき的てきな支援しえん計画けいかくを作成さくせいすることなどを盛り込もりこんだ再発さいはつ防止ぼうし策さくの案あんを示しめしました。

これについて、相模原さがみはら市しの加山かやま市長しちょうは１いち５ご日にちの記者きしゃ会見かいけんで、「計画けいかくの作成さくせいには専門せんもんの医師いしや職員しょくいんが必要ひつようだが、全国ぜんこく各地かくちで人材じんざいを確保かくほできるか疑問ぎもんだ」と述のべました。
そのうえで、加山かやま市長しちょうは「自治体じちたいに委ゆだねるのではなく、国くにが責任せきにんを持もって法的ほうてきな整備せいびや統一とういつ的てきな基準きじゅんを示しめすよう求もとめたい」と述のべ、再発さいはつ防止ぼうし策さくは国くにが法ほう整備せいびを行おこなうなど具体ぐたい的てきな枠組わくぐみを示しめすべきだという考かんがえを示しめしました。

ソース：NHK ニュース