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原発避難いじめ問題 横浜市長が市教委に検証指示
2016-11-16 09:01:22
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、福島県から横浜市に自主避難してきた現在、中学1年の男子生徒がいじめを受けていた問題で、横浜市の林文子市長は学校や教育委員会のいじめへの対応が遅れたとして、当時の対応を検証するよう指示しました。
この問題は、原発事故で福島県から横浜市に自主避難してきた現在、中学1年の男子生徒が、転校してきた小学校で名前にばい菌の「菌」を付けて呼ばれるなどのいじめがあったと、今月、市の教育委員会の第三者委員会が認定したものです。
横浜市の林市長は、16日の会見で第三者委員会から学校や教育委員会の対応の遅れを指摘されたことについて、「全国的に重大ないじめが発生したことを受けて、『いじめ防止対策推進法』が制定されたのに、現場で活用できなければ全く意味はない」と述べ、当時の対応が遅れたことを認めました。
そのうえで教育委員会に対し、対応が遅れた理由など、当時の対応を検証するよう指示したことを明らかにしました。
また、林市長は、「何回も死のうと思った」などと生徒が手記に残していたことについて、「大変苦しく、つらい気持ちが伝わってきました。このような思いをさせてしまったことに胸が苦しい気持ちでいっぱいです。このような気持ちを抱かせる前にもっと寄り添った対応ができなかったのかという思いです」として謝罪しました。
横浜市の林市長は、16日の会見で第三者委員会から学校や教育委員会の対応の遅れを指摘されたことについて、「全国的に重大ないじめが発生したことを受けて、『いじめ防止対策推進法』が制定されたのに、現場で活用できなければ全く意味はない」と述べ、当時の対応が遅れたことを認めました。
そのうえで教育委員会に対し、対応が遅れた理由など、当時の対応を検証するよう指示したことを明らかにしました。
また、林市長は、「何回も死のうと思った」などと生徒が手記に残していたことについて、「大変苦しく、つらい気持ちが伝わってきました。このような思いをさせてしまったことに胸が苦しい気持ちでいっぱいです。このような気持ちを抱かせる前にもっと寄り添った対応ができなかったのかという思いです」として謝罪しました。
ソース:NHK ニュース