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東京・池袋で直下地震想定の帰宅困難者対応訓練
2016-11-17 04:36:32

首都直下地震を想定した帰宅困難者への対応訓練が東京・豊島区の池袋駅周辺で行われ、区の職員などが一時滞在できる施設まで誘導する手順などを確認しました。
この訓練は、東京湾北部を震源とする震度6強の地震が発生したという想定で行われ、駅周辺に勤めている人などおよそ750人が参加しました。
訓練では、豊島区と協定を結んでいる流通業者が物資の集積場所に指定されている駅近くの公園に水や食料などを運び、区の職員が配布の準備をしました。また、駅前では帰宅困難になった人たちをホテルなどの一時滞在施設に振り分け、一人一人に施設の名前と地図が書かれた紙を配って誘導する独自の試みも行われました。参加した人たちは、受け取った紙の地図を見ながらホテルなどに向かっていました。
豊島区によりますと、首都直下地震が起きた場合、池袋駅周辺では5万3000人の帰宅困難者が出ると想定されていますが、今、確保できている一時滞在施設は1万人分ほどで、今後、受け入れ施設をどう増やしていくかが課題となっています。
訓練に参加した埼玉県白岡市の男性は「歩いて帰るのは難しいのでいざという時に雨風をしのげる場所を増やしてほしい」と話していました。豊島区防災危機管理課の長澤義彦課長補佐は「訓練を検証し、池袋駅周辺に滞在している人たちの安心が確保できるよう努めたい」と話していました。
訓練では、豊島区と協定を結んでいる流通業者が物資の集積場所に指定されている駅近くの公園に水や食料などを運び、区の職員が配布の準備をしました。また、駅前では帰宅困難になった人たちをホテルなどの一時滞在施設に振り分け、一人一人に施設の名前と地図が書かれた紙を配って誘導する独自の試みも行われました。参加した人たちは、受け取った紙の地図を見ながらホテルなどに向かっていました。
豊島区によりますと、首都直下地震が起きた場合、池袋駅周辺では5万3000人の帰宅困難者が出ると想定されていますが、今、確保できている一時滞在施設は1万人分ほどで、今後、受け入れ施設をどう増やしていくかが課題となっています。
訓練に参加した埼玉県白岡市の男性は「歩いて帰るのは難しいのでいざという時に雨風をしのげる場所を増やしてほしい」と話していました。豊島区防災危機管理課の長澤義彦課長補佐は「訓練を検証し、池袋駅周辺に滞在している人たちの安心が確保できるよう努めたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース