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とても高いがんの薬「オプジーボ」の値段を50%下げる
2016-11-17 15:30:00

「オプジーボ」は肺のがんなどを治す新しい薬です。オプジーボを使うと、1人で1年に3500万円ぐらいかかると言われています。日本では、薬や病院に払うお金がとても高くなった場合、国が一部払います。このため、高い薬を使う人が増えると、国が払うお金も多くなります。
厚生労働省は、オプジーボの値段を下げたいと考えて16日、専門家を集めて会議を開きました。この会議で、来年2月から値段を50%下げると決めました。
国は2年に1度、薬の値段を決めます。今年の4月に新しい値段を決めたため、次は2年後に決める予定でした。しかしオプジーボは、使う人が急に増えたため、予定より早く値段を下げることにしました。
薬を作っている会社は、「急に値段が下がると、薬の研究が予定どおりにできなくなります。薬の値段を決めるルールを新しくしてほしいと思います」と言っています。
ソース:NHK ニュース