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福島県から避難していじめられた男の子「つらいけど生きる」
2016-11-17 11:30:00

福島県に住んでいた小学生の男の子が、2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故で、神奈川県横浜市に避難しました。この男の子は、新しく入った横浜市の学校で、名前の後ろに「菌」をつけて呼ばれたりしていじめられていました。
この男の子は今、中学校1年生です。この男の子が去年7月に書いた文章を、弁護士が15日に公表しました。
文章には「ばい菌扱いされて、放射能のことだと思って、いつもつらかった。今までいろいろな話をしてきたけど、学校は信用してくれなかった」などと書いてあります。
そして「今まで何回も死のうと思った。でも、震災でいっぱい死んだから、つらいけど、ぼくは生きると決めた」と書いてあります。
ソース:NHK ニュース