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押収大麻をトイレに廃棄 警部補を書類送検 上司も処分
2016-11-17 10:32:12
福岡県警の警部補が、押収した大麻と見られる植物片を警察署のトイレに流して捨てたとして、証拠隠滅などの疑いで書類送検され、上司だった警部も微量なら捨ててもいいという趣旨の不適切な指示をしたとして、懲戒処分を受けました。
書類送検されたのは当時、田川警察署刑事2課の係長で、現在は別の警察署に勤務する38歳の警部補です。
福岡県警察本部によりますと、この警部補は、ことし1月、証拠品の大麻と見られる植物片を警察署のトイレに流して捨てたとして、証拠隠滅などの疑いが持たれています。
植物片は袋に入った状態で落ちていたもので、一般からの通報を受けて押収しましたが、その日のうちに捨てられ、ことし8月に匿名の通報で不正が発覚したということです。
調べに対し、警部補は「容疑者は判明しないと思い、処理も面倒だった」と供述しているということで、17日付けで停職1か月の懲戒処分を受けました。
また、上司に当たる当時課長だった55歳の警部も、植物片が微量なら捨ててもいいという趣旨の不適切な指示をしたとして、戒告の懲戒処分を受けました。
福岡県警察本部の近藤康徳首席監察官は「県民の信頼を損ねる行為でおわび申し上げます。職員への指導を徹底し再発防止に努めて参ります」と話しています。
福岡県警察本部によりますと、この警部補は、ことし1月、証拠品の大麻と見られる植物片を警察署のトイレに流して捨てたとして、証拠隠滅などの疑いが持たれています。
植物片は袋に入った状態で落ちていたもので、一般からの通報を受けて押収しましたが、その日のうちに捨てられ、ことし8月に匿名の通報で不正が発覚したということです。
調べに対し、警部補は「容疑者は判明しないと思い、処理も面倒だった」と供述しているということで、17日付けで停職1か月の懲戒処分を受けました。
また、上司に当たる当時課長だった55歳の警部も、植物片が微量なら捨ててもいいという趣旨の不適切な指示をしたとして、戒告の懲戒処分を受けました。
福岡県警察本部の近藤康徳首席監察官は「県民の信頼を損ねる行為でおわび申し上げます。職員への指導を徹底し再発防止に努めて参ります」と話しています。
ソース:NHK ニュース