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“市場移転 早ければ来年冬” きょうにも公表へ
2016-11-17 19:25:03

東京都の小池知事は、延期された築地市場の移転について、移転先となる豊洲市場の安全性が確保され、環境アセスメント=環境影響評価をやり直さない場合、早ければおよそ1年後の来年の冬に移転するなどとした、今後の移転時期の方向性をまとめ、18日にも公表する方針です。
築地市場の移転をめぐっては、小池知事が移転先となる豊洲市場の安全性の確保が不十分だなどとして、当初予定された今月7日の移転を延期することを決め、その後、盛り土の問題が発覚したことで、新たな移転時期が見通せなくなっていました。
こうした中、小池知事は今月4日の記者会見で、移転に向けた課題と今後必要となる行政手続きを説明しましたが、具体的な時期については明言しませんでした。
その後、都の幹部などと協議を進めた結果、移転時期についての基本的な方向性がまとまり、18日にも公表する方針です。
それによりますと、現在進められている専門家会議や都のプロジェクトチームによる検証を経て、豊洲市場の安全性が確保され、そのあとに行われる環境アセスメントをやり直さず、変更にとどまる場合、早ければおよそ1年後の来年の冬に移転するなどとしています。
豊洲市場での追加の対策工事によっては移転の時期が延びるほか、環境アセスメントをやり直す場合は、さらに1年程度延期するとしていますが、具体的な時期が示されるのはこれが初めてです。
また、移転の延期により、東京オリンピック・パラリンピックの際のアクセス道路となる「環状2号線」の築地市場跡地での整備が間に合わないという指摘が出ていたことについても、代替案がまとまりました。
具体的には、築地市場の跡地の地下にトンネルを作る従来の計画は間に合わないと判断し、跡地の地上部分に新たな道路を建設するか、道路建設も間に合わない場合は、現在ある道路で信号システムを改良するなど、ソフト面の対応を強化するとしていて、こうした案についても、小池知事が18日にも公表することにしています。
こうした中、小池知事は今月4日の記者会見で、移転に向けた課題と今後必要となる行政手続きを説明しましたが、具体的な時期については明言しませんでした。
その後、都の幹部などと協議を進めた結果、移転時期についての基本的な方向性がまとまり、18日にも公表する方針です。
それによりますと、現在進められている専門家会議や都のプロジェクトチームによる検証を経て、豊洲市場の安全性が確保され、そのあとに行われる環境アセスメントをやり直さず、変更にとどまる場合、早ければおよそ1年後の来年の冬に移転するなどとしています。
豊洲市場での追加の対策工事によっては移転の時期が延びるほか、環境アセスメントをやり直す場合は、さらに1年程度延期するとしていますが、具体的な時期が示されるのはこれが初めてです。
また、移転の延期により、東京オリンピック・パラリンピックの際のアクセス道路となる「環状2号線」の築地市場跡地での整備が間に合わないという指摘が出ていたことについても、代替案がまとまりました。
具体的には、築地市場の跡地の地下にトンネルを作る従来の計画は間に合わないと判断し、跡地の地上部分に新たな道路を建設するか、道路建設も間に合わない場合は、現在ある道路で信号システムを改良するなど、ソフト面の対応を強化するとしていて、こうした案についても、小池知事が18日にも公表することにしています。
ソース:NHK ニュース