Show Furigana
熊本城 地震で被災した「宇土櫓」の映像を初公開
2016-11-18 05:13:47

熊本地震で被災した熊本城の建物のうち、築城当時の姿をとどめるとされる、国の重要文化財「宇土櫓(うとやぐら)」の内部を写した映像が初めて公開されました。映像には壁や床が激しく壊れている様子が写っていて、地震による被害の大きさがうかがえます。
宇土櫓は、地上5階・地下1階の木造の建造物で、熊本城が築かれた400年前の姿をとどめているとされ、国の重要文化財に指定されています。
公開された映像は、熊本市の職員が16日に撮影したもので、このうち1階では壁に塗られたしっくいが至る所で崩れ落ち、中には壁ごと崩れた箇所も確認できます。
また、床も大きく傾いていて、職員が粘着テープのロールを床に置くと勢いよく転がり出す様子も写っています。
2階から上の部分も損傷を受けていますが、熊本市によりますと、上の階は比較的被害が少なく、階が下がるにつれて被害が大きいということです。
一連の地震で、熊本城では国の重要文化財に指定されている13の建物すべてに被害が出ましたが、こうした建物内部の映像が公開されたのはこれが初めてです。
熊本市の熊本城復旧復元プロジェクトの責任者を務める津曲俊博さんは、「解体して修理することも視野に入れながら復旧方法を検討していきたい」と話しています。
公開された映像は、熊本市の職員が16日に撮影したもので、このうち1階では壁に塗られたしっくいが至る所で崩れ落ち、中には壁ごと崩れた箇所も確認できます。
また、床も大きく傾いていて、職員が粘着テープのロールを床に置くと勢いよく転がり出す様子も写っています。
2階から上の部分も損傷を受けていますが、熊本市によりますと、上の階は比較的被害が少なく、階が下がるにつれて被害が大きいということです。
一連の地震で、熊本城では国の重要文化財に指定されている13の建物すべてに被害が出ましたが、こうした建物内部の映像が公開されたのはこれが初めてです。
熊本市の熊本城復旧復元プロジェクトの責任者を務める津曲俊博さんは、「解体して修理することも視野に入れながら復旧方法を検討していきたい」と話しています。
ソース:NHK ニュース