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「海の森水上競技場」中止なら100億円 都が見通し
2016-11-18 09:47:10

東京オリンピック・パラリンピックの競技会場で見直しが検討されているボート・カヌーの「海の森水上競技場」について、東京都は、会場が変更されれば工事の中止に伴う費用におよそ100億円がかかるという見通しを示しました。
見直しが検討されている3つの競技会場のうち、ボートやカヌーの会場となる「海の森水上競技場」はすでに工事が始まっていて、会場が変更されれば中止に伴う費用が発生する見込みです。
これについて、18日開かれた都議会の委員会で、議員から「仮に建設が中止されると、どのくらいの支出が見込まれるのか」という質問が出されました。これに対し都の担当者は、現段階では確定できないとしながらも、およそ100億円の支出が生じるという見通しを示しました。
この中には、すでに行われた工事にかかった費用などの38億円や調査設計の費用の9億円のほか、原状復旧や業者への損害賠償の費用などが含まれています。議員は、「建設中止になれば、レガシーも残らず、多額の負担だけが生じる。都民の期待や国際的な信頼も損ねる可能性がある」と述べ、競技会場の見直しは慎重に検討すべきだと指摘しました。
また、委員会では、建設現場で今月下旬に予定されていた、海中にくいを打ち込む作業については、都やIOC=国際オリンピック委員会などが参加する4者協議で結論が出るまで一時的に中止していることも報告されました。
これに対し、議員からは事前に示されていたスケジュールでは中止は想定されておらず、関係者が連携しながら準備を進めていくべきだという意見が出されました。
これについて、18日開かれた都議会の委員会で、議員から「仮に建設が中止されると、どのくらいの支出が見込まれるのか」という質問が出されました。これに対し都の担当者は、現段階では確定できないとしながらも、およそ100億円の支出が生じるという見通しを示しました。
この中には、すでに行われた工事にかかった費用などの38億円や調査設計の費用の9億円のほか、原状復旧や業者への損害賠償の費用などが含まれています。議員は、「建設中止になれば、レガシーも残らず、多額の負担だけが生じる。都民の期待や国際的な信頼も損ねる可能性がある」と述べ、競技会場の見直しは慎重に検討すべきだと指摘しました。
また、委員会では、建設現場で今月下旬に予定されていた、海中にくいを打ち込む作業については、都やIOC=国際オリンピック委員会などが参加する4者協議で結論が出るまで一時的に中止していることも報告されました。
これに対し、議員からは事前に示されていたスケジュールでは中止は想定されておらず、関係者が連携しながら準備を進めていくべきだという意見が出されました。
ソース:NHK ニュース